WeWork event
2019.11.27

急成長スタートアップ3社が考えるWeWorkを活用したオフィス戦略とは?

  • Event report
  • 採用強化
  • 働き方改善
  • オフィス運用コスト削減

スタートアップにとってオフィス問題は切っても切れない関係にあります。職場という「場」としての側面はもちろん、「初期コスト」と「ランニングコスト」、「採用」それに伴う「増床・移転」、「社内コミュニケーション」や「ブランディング」、などオフィス選びのポイントは多岐に渡ります。

今回は、10月4日(金)に行われた「急成長スタートアップが考えるオフィス戦略 〜話題のスタートアップ3社×WeWork」のイベントレポートを通してスタートアップが考えるオフィス選びのポイントについて紹介いたします。

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【登壇者紹介】

株式会社ビットキー 原田 大知氏(リクルーティング)
2011年に新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社し、高難易度案件専門のプロジェクトマネージャーとして活躍。その後、大学時代の友人と人材会社を立ち上げ、中途採用支援、企業向けの採用コンサルティング、コンサルタントの育成に携わる。

2018年8月の創業より採用・組織作りを担当。12名からスタートしたビットキーを1年余りで100名を超えるチームまで成長させる

株式会社マーズフラッグ 武井 雄二郎氏(取締役)
慶應義塾大学卒業以来20年間兼松株式会社に勤務、一貫して法人営業の畑を歩む。2017年 株式会社マーズフラッグに入社、日本国内と海外事業部の総責任者として活躍し、同社執行役員に就任。営業と技術を有機的にコネクトする社内組織改革を実行。2018年 取締役に就任(現任)。

ベルフェイス株式会社 西山 直樹氏(取締役マーケティング事業部長)
神奈川県横浜市出身。2007年に明治大学を卒業後、新卒で当時営業支援会社として上場を果たした(株)セレブリックスに入社。大手IT企業のインサイドセールス部隊構築支援を中心に、延べ80プロジェクトの新規セールス部隊立上げに参画。200名を超える営業の採用やマネジメントに従事。 2015年同社を退職し、執行役員を経て取締役に就任。

モデレーター:WeWork Japan合同会社 Director,Sales 鈴木省吾

新しいオフィスの形を提案するWeWork

話題のスタートアップや大企業、フリーランサーなど、様々な人たちが入居するWeWork。2018年2月の日本初拠点オープン以来、続々と拠点数は増え、2019年10月現在21拠点、15,000人を超えるメンバーが利用しています。

一見すると、ワークスペースを提供するだけのように見えるWeWorkですが、オフィスの提供だけに留まらない付加価値を提供するプラットフォームとしての側面について、まず、WeWorkセールスディレクター鈴木より説明いたしました。

プラットフォーマーとしてのWeWorkとは?


鈴木:我々を不動産屋と思われる方も非常に多いことは事実です。確かにその要素も非常に大きい一方、我々が提供しているものはオープン・イノベーション・プラットフォームだと思っています。

「新しい何かに出会える」「新しい発想を結びつける」「新しいビジネスができるかもしれない」そんなプラットフォームを、我々は提供させていただいております。

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WeWork Japan合同会社 Director,Sales 鈴木省吾

プラットフォームを支える3つの要素「ワークスペース」「コミュニティーエンゲージメント」「オールインクルーシブ」


鈴木:そんなプラットフォームを支えているのが、大きく分けてワークスペースとコミュニティエンゲージメントとオールインクルーシブなサービスの3つです。

① 計算されたクリエイティブなワークスペース

鈴木:WeWork を訪れる方の多くに、WeWork のワークスペースを「非常にかっこよくてオシャレ」と言っていただけるのですが、実はすべて計算されています。コミュニケーションが活性化することでコミュニティが活発に動くということから、例えばこのコミュニティエリアと呼ばれる場所では「どこに何を置いたら、どんなコミュニケーションが生まれるか」が考えられているんです。

また、「ガラスの壁」も WeWork の特徴の1つですね。「なんでWeWorkの壁はガラスなのですか?」「隣の部屋が見えて違和感がある」とおっしゃる方ものですが、実はこれもすべて考えられています。オフィスは、窓側にいれば明るいのですが中央にいれば当然明かりが必要です。我々は、自然光を多く浴びることは人のインスピレーションを刺激すると考えております。

また、ガラスにすることによってお互いが見えるので、気軽に声をかけることもできます。もちろんプライバシーも重視していますが、あえて「見える化」することで、透明性を持ち込み、新たなコラボレーションが生まれるきっかけにもなっています。

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WeWork 日比谷パークフロントのコミュニティエリア一部

② リアルSNS?ハブとしての役割を担うコミュニティエンゲージメント

鈴木:コミュニティはただ「そこに存在しているから」といって出来るものでは当然ありません。そこで、我々の方で仕掛けをご用意しています。受付には「コミュニティチーム」と呼ばれるメンバーの成長をサポートするチームが常駐していますが、ただ受付として機能しているだけではなく、皆さんのオフィスの管理も行いますし、ご相談もお受けします。なかでも1番大事にしているのは、皆さん同士を繋げることです。

「Aさん!この方はBさんとおっしゃるのですが、ぜひお話されませんか?」とご紹介することもありますし、「我々はこういう仕事をしているのだけど、こういう方と繋がりたい。誰か面白い人っていませんかね?」とさえ声をかけていただければ、「この方と繋がれば面白くなりますよ」とメンバー同士を拠点を越えて繋ぐこともあります。実はこれがコミュニティチームの一番大きな役割になります。

③ 全てが込み!やりたいことに集中できるオールインクルーシブなサービス

鈴木:オールインクルーシブなサービスについて、少しだけ詳細をお話させていただきます。他のコワーキングスペースやシェアオフィスでは、会議室の利用や印刷代が別途というところも多くあります。

我々は、スローガンである”Do What You Love”にのっとり、メンバーのみなさまには出来る限りコストを気にせず、ご自身のお仕事や、やりたいことに集中していただく環境をご用意したいと考えています。

WeWorkでは、プリンターや様々な用途に合わせた会議室をご用意しておりますが、各メンバーさんに付与させていただいている一定の「クレジット」を使って利用いただけるようになっています。クレジットが足りなくなった場合には、追加で購入いただくことも可能です。

それとは別に、オープンスペースである、コミュニティエリアをどの拠点でもご用意しておりますので、会議室を取るほどではない、コンフィデンシャルではない打ち合わせであれば、このようなスペースをご利用いただければ、そもそも会議室を取る機会自体が少なくなるのではないかと思います。

WeWorkを選んだスタートアップの声!WeWork の魅力とは?

オフィス選びは経営に大きく影響すると言っても過言ではないでしょう。特に創業間もないスタートアップにとって、オフィスは成長のアクセルにもブレーキにもなりえます。

成長を続けるスタートアップ3社が何を求め WeWork を選び、何を魅力に感じているのかパネルディスカッション形式でお答えいただきました。

-WeWork を選んだ理由、そして入居前に抱えていた課題を教えてください

武井氏(以下、敬称略):今はWeWork東京スクエアガーデンに入っています。その前は新宿二丁目で通常のテナントに入っていました。我々が求める人材を考えたときに、リクルーティングにはあまり向いていないという課題がありました。

リクルーティングに何とかいい風を吹かせたいということに加え、有効に使われていないスペースの問題も。つまり、会社の現状にフィットしていないオフィス、職場環境を解消したかったのがそもそものきっかけです。

そんな時に、知人からの紹介で、WeWork を見に行って、経営陣みんなで惚れて決めました。(笑)

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株式会社マーズフラッグ 武井 雄二郎氏

西山氏(以下、敬称略):WeWork を選んだ基準は「価格」と「採用」の2点です。

「価格」は、最初に営業の方に来ていただいて、「めちゃくちゃ高い」と思ったんですよ。しかし、後々冷静に色々と試算してみたところ、300坪くらいの一般的なオフィスを借りようと思うと、最初のオフィス設計や敷金・礼金を考えるとかなりの出費が必要になるぞと。

一方、 WeWork にはそういったものが一切なく、毎月の家賃はそれなりに高いものの、パッと入れてこの環境で仕事がすぐにできるというのは2年位のスパンで考えれば意外と高くないということに気づいたんです。

あとは「採用」ですね。エンジニアの採用に非常に苦戦をしていて、我々やはりBtoBなので。簡単には採れないという課題を抱えてました。以前は渋谷の一般的なオフィスに入居していたのですが、なかなか採用できない。

でもこういう自由で快適な空間で仕事できるというのは、きっとエンジニアやデザイナーの採用にプラスに働くのでないかと思い、入居を決めました。結果として、入居した去年の11月から比べると応募数が8倍に増えています。もちろん、事業成長やCMの効果も影響しているかと思いますが、確実に WeWork が提供する環境やコミュニティも大きく関わっていると思います。

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ベルフェイス株式会社 西山 直樹氏

原田氏(以下、敬称略):一つは西山さんも仰っていた「価格」が非常に大きかったと思います。もう一つのポイントは「組織の拡大」という点です。

我々ビットキーは創業1年と少しというアーリーステージながら100名規模まで成長してきました。つまり、月で平均して7〜8名が入社するような流れです。そうなると、普通のオフィスを借りてしまうと2〜3ヶ月で引っ越しを繰り返してしまい、かなりの工数とコストがムダになってしまいます。

WeWork は部屋の大きさは当然拠点内でもいろいろありますし、時にはふたつの部屋をひとつにして活用したり、小さめな部屋を契約して使ったりなど、かなり柔軟なオフィス設計ができます。その手前の12名だったときも実は3名部屋からスタートしているので、100名規模になるまでしっかりとオフィス設計をしてここまで来れたという実感をしています。

-WeWork で働く環境について教えてください

原田:居心地は非常に良いです。私も色々な環境で働いてきたことがあるのですが、以前はランチに行くと「ちょっと外でゆっくり時間つぶしてオフィスに戻るか」という感覚を持っていたんですけど、WeWork に入ってからはそんな風に考えたことは一度もないです。

オフィスに戻ればフリースペースで美味しいコーヒーを飲めたり、ゆったりと過ごせるソファ席もあるので、非常に楽しく働かせてもらえていると思っています。

株式会社ビットキー 原田 大知氏

武井:WeWork のロケーションはいずれも、窓が大きく自然光が差し込むのも、非常に良いかと思います。社員一人ひとりにとって大きく見通せる空間で働けるということが大きな意味があると思いますし、朝入ったときに光がパーンと入っている、それから夕焼けが見えるとか、今日なんかは夕方かなりオレンジになっていましたけど、そういう空間であるということが他のオフィスではなかなか得られない。

そして、いずれも一等地にあり、アクセスが良いことも非常に大きいと思います。社員一人ひとりのフィードバックを受けても、やっぱり快適に過ごせるよう設計されているので、WeWork に入って良かったと思う1つです。

西山:あまり良い話ばかりしても物足りないと思うので、逆に”物足りなさを感じるところ”を挙げさせていただくと、京橋は入居率が非常に高く、トイレに並ぶことがありますね。あと私が朝型で朝早くに出社するからということもあるのですが、8時くらいからしかクーラーがつかないので、朝着いたときにちょっと暑いこともありました。

一生懸命絞り出したとしてもこれくらいなので、やっぱり快適ですね。なので WeWork の京橋の中で2回ほど増席しています。出るという選択肢もあったのですが、やっぱり WeWork の中で引き続き席を増やしたいという考えになりました。そして、いよいよ人が増えて席が足りなくなってきたので、WeWork 渋谷スクランブルスクエアへの移転を予定しています。

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WeWork の共有スペースには、自然光を取り込める大きな窓やゆっくり寛げる大きなソファー、観葉植物などがあり、快適に働ける環境が揃っている

WeWork の特徴とも言えるコミュニティ機能はビジネスに役立つのか?

西山:海外での展開を考えていまして、今年の頭にカナダのバンクーバーに行ってきたんです。事前にコミュニティマネージャーに相談したところ、向こうのコミュニティマネージャーに話しをしてくれました。

いざバンクーバーの WeWork に行くと席を用意してくれただけでなく、1時間刻みに先方の企業のアポイントを入れてくれていたんです。もしこれが無ければ、向こうに行って1から交渉したり話をしなければいけなかったので、とても助かりました。

いくら WeWork がコミュニティに力を入れているからとはいえ、受け身だったら特に何もメリットは無いです。こういう場でも気軽に話しかけてみるとか、朝ごはんとかも出してくれるのでそういう場に行って話してみたり、それこそ海外に行くときに積極的にメッセージを送っとけば繋がれるので、こういうことを苦に思わない人であるほどメリットは大きいと思います。

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武井:WeWork のコミュニティスタッフはコンシェルジェのような存在かと思うのですが、いい意味でそこを逸脱し、決まりきったことではなく、皆さんがそれぞれ「良い」と考えたことを実践されているなと。

例えば、メンバーに対し「この方、紹介します」というところから入ったり、「何をやっている会社です」というお互いを紹介する場を設けてくれたり。我々のニーズに合わせて繋がりを広げていただけるので、すごくありがたいなと考えています。ましてや創業間もないスタートアップだったり、セールスチャネルやタッチポイントを求めたいという人たちにとっては非常に良い場所になっているのではないかなと思います。

原田:実は、ビットキーで働いているメンバーのうち3名が、WeWorkをきっかけに入社してくれたメンバーになります。候補者の方の知り合いやお友達の中に WeWork 内でご勤務されている方がいまして。

その方が些細な場面でビットキーという企業のことを伝えてくれて、それがきっかけで選考を受けに来てくださり、結果として採用に至ったということがありまして。営業だけでなくても、こうしたところでWeWorkの繋がりを強く感じたところです。

最後に

今回は話題の急成長スタートアップ3社に WeWork を選んだ理由とその魅力をお伺いしました。

単純なオフィス機能を超え、採用やそこで働く社員のモチベーション、人との繋がりから生まれる新たなビジネスチャンスなど、一般的なオフィスでは得られない WeWork だからこそ得られる価値に魅力を感じていらっしゃるようです。

戦略的にオフィスの活用を目指す皆さまは、是非一度 WeWork の見学ツアーにお越しください!