2019.04.26

ふれあいの息づかいにあふれ、スタートアップに寄り添うWeWork

  • Interview

少数精鋭のスタートアップベンチャーにとって、オフィスはいわば企業の“今”を表す鏡。人員増加や事業拡大に伴い、より広いオフィスやステータスの高い土地へ移っていくケースが少なくありません。日米で事業を展開するTVISION INSIGHTS株式会社は、WeWorkで発展のステップを着実に上っています。

技術でテレビの可能性を引き出せ!MIT発スタートアップの挑戦

Instagram、Twitter、YouTubeなど、スマートフォンの普及に伴い、日常生活に密着したメディアは非常に多様化してきました。世界中の誰もが手軽に情報を受発信でき、インターネットを介した膨大な量のコミュニケーションが絶えず交わされています。

そんな中、かつて絶大なる影響力を誇ったメディア――テレビは、視聴者のテレビ離れやコンプライアンスによる表現の制約などの課題に直面しています。

しかし、果たして本当にテレビはかつての輝きを失ってしまったのか?

実は、まだ見ぬ可能性を引き出せていないだけではないか?

ユニークな技術を利用し、そんな問いを世に投げかけているのが、TVISION INSIGHTS株式会社(以下、TVISION)です。

TVISIONでは最先端の人体認識技術を活用し、テレビの「視聴質」を計測する事業を展開しています。視聴者はテレビの前にいるのか、ちゃんと画面を見ているのか、誰が誰と見ているのか……などのリアルなデータを取得。テクノロジーとビッグデータを融合させ、テレビ本来のポテンシャルの顕在化をめざしています。

もともと、TIVISIONは日米のシリアルアントレプレナーとマサチューセッツ工科大学、ハーバード大学の学生らによって創設されたスタートアップ。東京・ボストン・ニューヨークの3拠点で事業展開しています。日本法人は2015年に立ち上げられ、最初は代表取締役社長の郡谷 康士さんと、共同創業者/取締役営業統括の河村 嘉樹さんらが事業をスタートしました。

郡谷さん「創業当時は小さなオフィスを借りていましたが、築40年を迎えた“風情のある”ビルでした(笑)。事業の拡大やスタッフの増員に伴い、御成門や内幸町などのオフィスを転々としていました

河村さん「最初のオフィスでは、エレベーターは動くたびに妙な音が鳴っていましたね。オフィスは、お客様や採用候補者など、来社された方の会社に対する印象を左右する大切な場所。企業の成長に合わせてオフィスもあるべき姿に変わっていかなければならないな……という想いがありました」

2018年、当時のオフィスがまた手狭になり、次の移転先を探しはじめたところに、「WeWorkがついに日本上陸」というニュースが飛び込んできたのです。

エンジニア採用、新規ビジネス獲得ーWeWorkで加速する事業成長

入居するまでは、コミュニティという概念をあまり考えたことがなかったように思います。自社のオフィスで仕事をしていると、外出しない限り1日のほとんどのコミュニケーションを社内で消費してしまう。今ではそのコストの損失を痛感しています」

実際に、以前よりもメンバー同士のコミュニケーションが増加したそうです。WeWorkのオープンスペースで気軽な打ち合わせができるようになり「私たちのコミュニケーションもオープンになって、“質”も高まりました」という郡谷さんの言葉から、働く空間が人と人との向き合い方をも変えうるのだという可能性が感じられます。

河村さん「積極的に外部のセミナーや交流会に行けば、出会いはあります。でも、そこまでかしこまらなくてもパッと話ができるのがWeWorkの魅力。入り口は、カジュアルで良いんです。何気ない会話からでも、どんどんつながりや刺激を得られれば、ビジネスチャンスを広げたり新しい考え方を発見できたりしますから」

仕事に限らず、プライベートのつながりが生まれることも少なくない、と郡谷さん。良い絆が育まれる背景には、空間的な効果も大きく関係しているようです。

郡谷さん「仕事をする場所ですから、しっかりしたハード(環境)が整っていることはとても大切ですよ。雰囲気の良さはもちろん、ユーザー目線で動線もつくりこまれているので居心地が良いんです」

また、WeWorkならではの独特な出会い方も……。

河村さん「テレビでJリーグの試合を観ていたのですが、隣室の企業でも別の試合を観ていたんです。『あ、お互いサッカーの試合観てる……』と気づいて会話が生まれ、今でもおつきあいが続いています」

ガラス越しに見えたサッカーの試合が、企業同士の縁を結んでくれたのでした。

理想のワークスペース、WeWorkからさらなる事業成長を見据えて

発足以来、ユニークな技術と大胆な発想で事業成長を続けているTVISIONですが、その野望はまだまだ広がっています。

郡谷さん「私たちが集めた視聴質データは、テレビCMを出稿している企業や、放送局、広告会社で広告効果測定などにご活用頂いてます。WeWorkのつながりで獲得した新たな顧客もあり、ビジネスへダイレクトにつながっていく実感があります」

河村さん「やっぱり小規模のベンチャーやスタートアップほど、WeWorkのコミュニティから得る恩恵は大きいのではないでしょうか。それに、先進的なアイデアや技術を持っている小規模スタートアップが増えれば、オフィス全体のにぎわいにもつながると思います」

事業も人種も価値観も、バラバラでかまわない。違うからこそおもしろくて、違うからこそ新しさが生まれる……そんな姿こそ、理想的なワークスペースなのかもしれません。

河村さん「ベンチャーやスタートアップは急スピードでスタッフが増えていくので、ひとつのオフィスにいる期間は長くありません。ニューヨークのオフィスでは、スタッフ増加に伴い1年で2回オフィスを移転しています。午前中に荷物を自分たちでまとめて車で運んで午後から普通に仕事ができるのはWeWorkだからできることだと思います。日本国内でも各地でWeWork拠点がものすごい勢いで増えているので、私たちもその時々のニーズに合わせて色んなWeWork利用ができるよう、成長していきます」

郡谷さん「私たちはヤドカリみたいだと思っています。スタッフが増えたり事業環境が変わったりすれば、貝殻すなわちオフィスを大きくしながら移っていく。理想は、そうした動きに寄り添うワークスペース。フレキシブルに改善を続けていただければと思います」

自分たちはそれに見合った事業成長を続けていきますから……と語るふたりの目には、まだまだ伸びていく未来が映っているに違いありません。

最後に、WeWorkの一角で見られるめずらしくもあたたかな光景を紹介します。

ドワワワーン……

パチパチパチパチ……。

TVISIONでは、採用や受注が決定するなど“いいこと”があれば、河村さんが思いっきりドラを鳴らすのが慣例。そのドラの音の響きに覆いかぶさるように周囲の部屋からの拍手の音が重なっていくのです。

同じオフィスで働く仲間の喜びを、純粋に祝福する幸せな音の連鎖。たくさんの人たちがともに時を過ごすワークスペースならではのあたたかさが満ちています。

 

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