WeWork-QUO-SAMURAI
2019.06.25

WeWorkだからこそ実現!QUOカードとサムライパートナーズによるコラボレーション

  • Interview
  • イノベーション創出
  • マーケティング活用
  • コミュニティ形成

今回お話を伺ったのは、株式会社クオカード、デジタルイノベーションラボ室長瀧上宜哉氏、株式会社サムライパートナーズ、取締役副社長入江巨之氏及び同社チームMD統括本部長安高聡平氏です。6月25日(火)に、WeWork に入居されている両社がまるか食品・ローソンと一緒に共同開発した「ペヤング超超超大盛GIGAMAX」が発売され、ソーシャルメディア上で大きな話題を読んでいます。

今回は WeWork に入居していたからこそ実現できたという二社のコラボレーションについてお話を伺いました。

ビールを交えた雑談から生まれた新商品キャンペーンのコラボレーション

ー今回のコラボレーションについて、詳細を教えてください

サムライパートナーズ 入江氏(以下敬称略):本コラボレーションは、ペヤングとQUOカードのデジタル版「QUOカードPay」を組み合わせた、還元キャンペーンです。コラボ商品の購入でQUOカードPay 1,000円分×1,000名様プレゼント、そしてペヤングTwitterのフォロー&リツイートでQUOカードPay 100万円分×1名様プレゼント、という販売促進とファンの醸成を目的としています。

もともと弊社はペヤングの製造メーカー、まるか食品のプロモーションを担当していることから、日頃から常に新しいプロモーションのアイデアを探っていました。瀧上さんとは WeWork のイベントで知り合ったのですが、その後色々と話をしていく中でペヤングとクオカードがコラボすることで前代未聞のキャンペーンになるのではと思い、このようなコラボレーションが実現しました。

クオカード 瀧上氏(以下敬称略):クオカードとしては、今年の3月にローンチしたQUOカードPayの認知拡大が期待できるのではと思い、このコラボレーションに参加させていただきました。

WeWork-QUO-SAMURAI2
WeWork-QUO-SAMURAI3

ー両社は WeWork で、どのように出会われたのでしょうか?

クオカード 瀧上:以前、サムライパートナーズさんがWeWork 丸の内北口で「Samurai Night」というペヤングのプロモーションに関する報告会を開催されていたのですが、当初私たちは丸の内北口に入居していたこともあり、ふらっとイベントに参加しました。

イベント中は入江さんがペヤングと伊香保温泉の地域創生プロモーションについてお話されていたのですが、温泉が流れる石段にペヤングを置いて湯切りに見立てるという斬新なアイデアに惹かれ、その頃からサムライパートナーズさんには注目していました。

サムライパートナーズ 入江:その後クオカードさんが WeWork で開催されたQUOカードpayローンチパーティーにお邪魔して、改めてご挨拶させていただきました。パントリーでビールを飲みながら、カジュアルに話をしていく中でお互いの事業内容に親和性を感じ、すぐに「何か一緒にやりましょう!」という話になりました。

WeWork に入居している企業に共通することですが、皆さん入居の目的が「今までにない新しいことを行う」と同じなので、例え最初から話に具体性がないとしても、その後すぐにビジネス的な話に生まれ変わる傾向にあると思います。そのため、実際に話始めてから間も無く販売店のローソンさんにもキャンペーンを提案し、すぐに合意いただくことができたので、企画を進めていきました。

瀧上さんと話していく中で、折角だからパッケージデザインもしよう!という話になり、5ヶ月間でキャンペーンのアイデア構想・企画立案・PR戦略・パッケージ及びプレミアムカードのデザイン・QUOカードPayのUI設計・商品生産を行うという、異例の速さで進めていきました。

ーこのコラボレーションで期待することを教えてください

クオカード 瀧上:これまで30年という長い歴史の中、様々な企業様にプロモーションでQUOカードを活用いただき、現在92.3%の認知度を獲得しています。QUOカードPayもこれまで同様に企業様に活用いただき、消費者の方々に新しい体験と感動を届けてもらいたいと思っています。

また、ペヤングのようなロングセラーで愛されている商品と提携することで「昔からあるブランドの新しい姿」を消費者の皆さんにお見せすることができ、年齢・性別・地域問わず様々な方に喜んでもらえるのではないかと期待しています。

サムライパートナーズ 安高氏(以下敬称略):今回のクオカードさんとのコラボレーションは、「新しさ」だけではなく、ファンビルディングにも効果があると感じています。

ペヤングは60年以上の歴史があるのですが、ターゲットユーザーの中でも「ペヤンガー」と呼ばれる熱狂的なファンがいるのをご存知でしょうか?ペヤンガーの交流会が開催されるなど、独自のファンコミュニティが存在しているのです。そんなファンの方々に喜んでもらうため、パッケージだけではなく「当たりのQUOカードPay」もオリジナルデザインで一から作っています。ブランドにとって、コアなファンを生み出すことは非常に重要な要素となるので、細部までこだわりを持ちました。

WeWork-QUO-SAMURAI4

株式会社サムライパートナーズ、チームMD統括本部長の安高聡平氏

WeWork-QUO-SAMURAI5

WeWork は日本のシリコンバレー

ーそもそも両社はなぜ WeWork に入居理由されたのでしょうか?

クオカード 瀧上:弊社は本社を日本橋に構えているのですが、使用できるツールやプラットフォームに制限がある、セキュリティが厳しいなど、新規事業開発を行うための環境が充分でないこともあり、別の場所にデジタルイノベーションラボを設ける必要がありました。また、優秀なエンジニアを確保していく上でも働きやすい環境を整えることも重要だと考えていました。

WeWorkのことは日本上陸前から注目していたため、日本上陸後すぐにアークヒルズの内覧ツアーに参加しました。ここにラボを設置したいと思ったのですが、空きがなかったためまずは別のコワーキングスペースに一時的に入居し、別の拠点がオープンするのを待っていました。そして、丸の内北口がオープンするタイミングで入居しました。

入居の一番の目的は、新規事業開発に向けたデジタル人材の確保でした。当初は数名からスタートしたのですが、WeWork にラボを持っていることで興味を持ってくれる人が多く、入居後17名以上採用することができました。また、WeWork では、人数の増加と共に部屋を拡張することができるため、都度、部屋を拡張し、今では30名以上のメンバーが働ける部屋で働いています。

また、第二の目的に企業ブランディングを一新するというのがありました。弊社は安定企業というイメージを持たれることがあるのですが、今後は新しいことを生み出していく先進的な企業になっていきたい、だからこそ WeWork に入居することで「その第一歩」を踏み出すことにしたのです。

入居後は、隣の部屋に入居されていたAI広告制作のGumGumさんと、マスコットキャラクター「クオとペイ」のフィギュア制作をTANDENさんのご紹介企業と行うなど、様々な入居企業とのコラボレーションが実現しています。

入居している方々は皆ポジティブ思考で、とにかくやってやろうという勢いがすごい。同じマインドセットを持っているからこそ、イノベーション創出を一緒に模索していけるのかもしれません。そのため私はいつも「WeWork はシリコンバレーに似ている」と感じています。

WeWork-QUO-SAMURAI6

株式会社クオカード、デジタルイノベーションラボ室長の瀧上宜哉氏

WeWork-QUO-SAMURAI7

写真右:クオカードのマスコット「クオとペイ」の粘土フィギュアは、丸の内北口に入居する株式会社TANDENのご紹介企業が制作

内覧開始から2分で入居!?決め手は立地とネットワーク構築

サムライパートナーズ 入江:私は当時オフィスの移転を考えていたのですが、正直に言うとシェアオフィスはダサいイメージがありました。しかし、口コミで WeWork を知り、すぐにギンザシックスの内覧に申し込みました。WeWork の開放的で洗練されたスペースを見た途端、「ここにしたい!」と感じ、内覧開始から2分で丸の内北口への入居を決め、翌週には早速入居していました。

大きな決め手になったのは、東京駅の目の前というアクセスの良さ、そして社外の人たちとのネットワークが構築できるコミュニティ、この2つでしたね。私たちのようなベンチャー企業にとっては、丸の内エリアにオフィスを構えるのは価格的にハードルが高いのです。

WeWork だと、敷金・礼金・内装費、そして運用にかける費用がかからないため、中長期的に考えるとコストメリットがあります。WeWork でなければ、このような好条件でオフィスを構えるのは難しかったかもしれません。

そして、 WeWork に入居したことで、今期は売上が10倍になりました!その理由として、まずは営業コストがかからなくなったことです。今までは私たちがクライアント先に出向くことがほとんどだったのですが、アクセスの良い丸の内北口にオフィスを持つことでクライアントが来てくれるようになり、今では1日10件ほどの打ち合わせを行なっています。

株式会社サムライパートナーズ、取締役副社長の入江巨之氏

次に、WeWork で知り合えた大手企業とのコラボレーションも大きな要因になります。今までは大手企業と交わることがそこまでなかったのですが、 WeWork には業界問わず様々な大手企業が入居しているため、ビジネスネットワークの構築にも繋がっています。いつでも気軽に話せる環境があるからこそ、活発な企業とのコラボレーションが生まれやすいのではないでしょうか。

ー両社の今後の展望を教えてください

サムライパートナーズ 安高:今後は他エリアの入居企業との交流をもっと増やしていきたいです。以前、WeWork アプリ上で福岡の入居メンバーの方からメッセージをいただいたことがあったのですが、その時たまたま出張で福岡にいたので会うことにしました。お互い仕事の話をしていくうちに意気投合して、その場で案件成約に繋がりました。

その後、その方とは2ヶ月に1回のペースで継続的な交流をしており、アイスバーグなど別の拠点の方も招待して交流会を設けています。今後もこのような取り組みを WeWork さんと一緒にしていきたいです。

クオカード 瀧上:私も同じですね。今後は東京に限らず、横浜、名古屋、大阪、福岡に入居している方々との交流の機会を増やして、ぜひ一緒に何か面白いことをしていきたいですね。