WeWork Japan

公開日:2019.04.26 | 更新日:2021.11.09

スタートアップの夢を叶える魔法の舞台ー WeWork で生みだす次世代サービス

メンバーインタビューマーケティング活用コミュニティ形成

コミュニティ型ワークスペース WeWork 新橋 にオフィスを構えるOZvision。ポイントサイト「ハピタス」など、Webサービスの運営を手がけています。新オフィスの移転先として WeWork  (ウィーワーク)  を迷わず選んだ、その理由はどのようなものだったのでしょうか?

コミュニティ型ワークスペース WeWork を迷わず選んだ理由

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▲株式会社OZvision 執行役員 事業推進部長の松田 光憲さん(右)と事業推進部 組織開発チームの吉村 直樹さん(左)

インターネットショッピングでお得なポイントがたまる「ハピタス」をはじめ、ユーザーの生活を充実させるサイトを運営しているOZvision。

「全員が夢をかなえた、オズの魔法使いのように」をキャッチフレーズに、サイトを利用する人だけでなく、働く人など関わるすべての人が、自分の理想とするライフスタイルや働き方を叶えられるサービスをプロデュースしています。

2018年現在の主力事業となっている「ハピタス」では、広告主とユーザーの両者が利益を得られるWin-Winの関係性を重視。ユーザーの幸せに貢献することが、自己実現への道であるとの信念を持ち、事業を展開しています。OZvisionにおいて、オフィスの移転が検討されたのは、2018年3月のことでした。松田さんが「OZvisionらしさがあった」と話す旧オフィスは、サービスの拡大とともに使い勝手の悪さが目立つようになっていました。

松田さん :「以前のオフィスはビルの3フロアに分かれていて、2・4階を執務室、6階を会議室として使用していました。少しずつ増床したので、あいだには別のテナントが入っていて、業務効率も良くありませんでした。移転するなら、全社員の顔が見渡せるワンフロア借りがいいと、社内でも話していたんです」

「効率と広さだけでは十分でない」と感じた松田さんは、さまざまな人が出入りするコワーキングスペースへの入居を視野に入れはじめます。

「外的な刺激を受けつづける環境にオフィスを置くことで、社員を、ひいては会社全体を圧倒的に成長させられるのではないか」と考えるようになっていたのでした。

松田さん: 「移転が現実的になった頃には、新しい入居先は WeWork しかないと考えていました。WeWork 自体もグローバルで急激に成長していましたし、提供されるサービスだけでなく、そこに集まる人や形成されるコミュニティの質が高いことも魅力に感じていました」

吉村さん: 「社全体として WeWork にオフィス移転をする。これは大きな決断です。ですので、まず WeWork 丸の内北口 を1か月間7席だけ借りて体験してみました。結果、社全体として WeWork に移転するという意思決定には3日もかかりませんでした」

WeWork の洗練された空間が、サービスの安心感や信頼につながる

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会社全体で、 WeWork への移転を決定したのには、さまざまな理由があったといいます。場所代としてのランニングコストを見たとき、神保町にあった以前のオフィスと比べ WeWork の料金はかならずしも安くはありません。けれどその価値は、単なる場所代としてのランニングコストだけでは測れない、と松田さんは話します。

松田さん: 「実際にオフィスを移転した場合、入居の際には内装工事が、退去の際には原状回復費がかかります。また仲介手数料など、ランニングでは見えないイニシャルコストもかかるんですよね。それが平準化されていることだけでも、WeWork にはキャッシュフロー上のメリットがあります。ただ、それ以上に、WeWork の価値はその空間にあると感じています。WeWork には、この会社のことを知ろうとしてくださる人に、私たちが目指していることを視覚的、体感的に伝える強い力があるんです」

吉村さん: 「WeWork へ入居してから、『こんなにおしゃれなオフィス、はじめて来ました』という声をよく耳にするようになりました。『ハピタス』のサービスはこういう洗練された場所でつくられていると知っていただくことで、視覚から、安心感や品質への信頼が生まれていると感じています」

一方、WeWork へのオフィス移転を、不安に感じていた社員もいたといいます。

共有エリアと自社スペースを活用し、WeWork の価値を最大化する

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実は、WeWork への入居には、ふたつの不安の声がありました。

ひとつめは、ユーザーの個人情報を扱うことが多いなかで、セキュリティをいかに担保していくか、ということ。

ふたつめは、自らが理想とする世界を構築し、情報を発信する立場であるOZvisionが、WeWork に入居してなお、自社文化を育み続けることができるのかということでした。そんな不安も、WeWork の特徴をうまく活用しながら、社内で解消できたといいます。

松田さん 「WeWorkで、ワンフロアのカスタマイズオフィスを持つ。そうすることで、共有スペースでは他社の方々と触れあう機会を増やしながら、自社スペースではセキュリティも守られます。WeWork は、他社との触れあいとセキュリティの保護を同時に叶えることができる理想的な場所でした」

吉村さん 「また、OZvisionは以前から、自律的な働き方を提唱してきました。社員一人ひとりが専門性を持った個人として、自律して働くこと。そしてプライベートと仕事を切り分けるのではなく、ライフとワークを自然な形で融合できる生き方を理想としているんです。よく考えると、これはそのまま、WeWork の理念にもあてはまります。自社文化を育むという観点でも、WeWork コミュニティは活用できます」

事業でも組織の面でも、急成長を遂げるOZvisionは WeWork に身を置くことでさまざまなチャンスやアイデアを得て、さらなる成長を目指しています。

カジュアルなつながりで、自社だけでは生み出せないサービスを

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OZvisionは以前から、ユーザー向けのイベントのほかにも、組織についてカジュアルに意見交換をする「組織開発勉強会」や、エンジニアのための勉強会「もくもく会」を、月に一度開催していました。

移転前は場所を借り、社員の手を借りて準備を整えていたこれらの勉強会も、WeWork ではスムーズに開催できるようになったといいます。

参加者が訪れやすい立地と、興味をかきたてるワークスペース。入居を足がかりに他社との接点を増やしたいと考えていたOZvisionにとって、WeWork で開催するイベントのポテンシャルは、予想以上でした。

松田さん :「他社の方々とは、以前に比べてずっと気軽につながることができるようになりました。WeWork 新橋のメンバーとの交流がとても増えましたし、それだけではなく、外部からイベントに来てくれた方と、一緒に何かをしようという話が持ち上がります。

勉強会の内容に興味を持った学生と、軽い食事をしながら話しているうちにインターン採用に発展するなど、人とのコネクションがとてもカジュアルになりました。WeWork で開催するようになってからは、『一度オフィスを見てみたい』という気持ちが、イベントへの参加を後押ししてくれるケースも増えています」

ビジネスにも、人の働き方にも限定しきれないその可能性を、松田さんは「自社だけではなしえない、けれど WeWork というコミュニティであれば実現できると確信できるもの」と定義づけます。

主体的な行動者として、革新成長しつづける。

OZvisionはその理念を視覚的に体感し、より多くのインスピレーションを得られる場所を得て、より広いステージへと歩みを進めています。

*本記事は2019年に実施したインタビューを元に作成しています

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