#howwework 松村さん
2021.02.02

#howwework 2021 ~ 関わる人が幸せになる働き方を構想する~

メンバーインタビュー働き方改善

生活様式の変化により、2020年は、だれもが自分の働き方を見つめる1年になったのではないでしょうか?
今回は「#howwework 2021年の課題。新時代をどう働くか。」をテーマに、理想の働き方を考える皆さんにインタビューしました。

2021年をどう働くか、一緒に考えてみませんか?

「どういう人生を送りたいか」が基点

松村 大貴さんはダイナミックプライシングシステム「MagicPrice」を提供する株式会社空でCEOをされています。今回は、同社のビジョンでも話されている「働き方」についてお話を伺いました。

 

———御社の事業内容とビジョンを教えてください

 松村さん:
ダイナミックプライシングのクラウドサービスを提供しています。
ダイナミックプライシングは、ホテル、航空券、高速道路など、価格が時間やシーズンによって上下する仕組みです。私たちはそれを、ホテルや旅行会社の方が運用できるようにする、条件構築をして運用していくいわゆるSaasとして提供している会社です。

ビジョンには「ハッピーグロース」という言葉を掲げていて、幸せに働く事・生きることと、経済的な成功が、両方高いレベルで実現できることをビジョンに掲げています。

個々のリスク感覚に寄り添える選択肢を

———現在はどのような働き方をされているのでしょうか?

松村さん:
以前からフルリモートを導入しており、時間にも縛りを設けないフルフレックスで働いていました。とはいえ、チームメンバーで会う時間は大事だと考えていて、週に2日間は朝10時に集まる『コアデイ』を設けています。コアデイは、みんなで同じ場所にいるからこそできる会議や、全体に向けた情報共有の時間にしています。

コアデイ以外は、自分自身のパフォーマンスが出しやすい環境を選びましょう、という方針です。

空 松村さん

コロナの影響が深刻化していたこともあり、2020年2月頃には一旦コアデイも無くしてフルリモートに変更し、5月頃にはオフィスを解約、基本的にクライアントとも直接顔を合わせない形になりましたが、状況に応じてコアデイの再開も検討しています。

フルリモートへの移行はスムーズにできましたが、フルリモートの良いところ、悪いところが出始めたため、2020年7月頃からは「やはり月に1回は集まろう」ということになり、レンタルオフィスなどで会う時間を設けました。そうすることによって、会議はもちろん、お互いの元気な状態を確かめ合うような時間ができています。

しかし、悩ましい点としては人によってリスク感覚が違うということです。感覚として「怖いな」と感じている人もいれば、「なるべく電車に乗りたくない」など、人それぞれの感覚、価値観があって、正解はわからないので、企業として自分たちの働き方を決める必要がありました。そのような中で、「全員出社!」または、「全員フルリモート!」というのはちょっと乱暴すぎるなと思いました。

私としては、社員一人ひとりのリスク感覚やライフスタイルに寄り添いたいと思っているので、社員が選択できるようにと、勤務制度を考えています。

※インタビューは2020年12月に実施。現在は勤務制度が変更になっている場合があります。

リモートで薄れる “鼓舞の熱量”

———フルリモートを導入していかがですか?

松村さん:
良かった点は、時間あたりの効率が増したことです。
『リモートでよかったんだ』という業務が明確になり、これまで移動していた時間を他の業務に使えるようになりました。また、リモートで会議する事によって、時間の区切りがはっきりしたという点もあります。

失ってしまったのは、スタートアップならではとも言える『熱』です。
スタートアップ企業は、ビジョンの実現やミッションの達成のために集まっている仲間という感覚が強く、同じ未来を強く信じている人たちがそばにいることで、自分も常に高められるという状況があると思います。それが無くなってしまうのは惜しい部分です。

雑談も含めて、直接意見をシェアする機会や、新メンバーの紹介など、仲良くなるプロセスが日常的にあったのですが、それが無くなってしまいました。

今後は、大きな未来に向けての社員のエンゲージメント・内発的なモチベーションなど、熱を取り戻していきたいです。

 

———御社のビジョンにもある「ハッピーグロース」に対する思いをお聞かせください。

松村さん:
会社ってなんのためにできたのかと考えると、人類を幸せにするために生まれたと思うんです。人間がより豊かに、より良い社会的な結果を出すために会社を作った。人生か仕事、どっちが大事かと問われたら答えは決まっていて、人生のための手段として会社があると考えています。関わる人たちの幸せに寄与しないのなら、会社としての存在意義はないと僕は思っているので、目的としてはそこだと強く思っています。

また、『ハッピーグロース』の通り、グロースもとても大事だと考えています。
優秀な人たちが何に引き寄せられてくるかというと、自分の1回限りの有限な人生を捧げる“仕事”というものに、深い意義を感じられるかが大きなモチベーションや生きがい、時間の注ぎ方に対する判断軸になるなと思います。

優秀な人たちが集まってくること、自分自身が気持ちよく働けて、仕事に深い意味を感じられることに加え、今まで解いたことがないような問題を一緒に解いていく感覚が、働く中で感じられる喜びだと思いますし、その人のパフォーマンスが一番高く出る状態だと思っています。

搾取的な働き方をしていても結局パフォーマンス下がると思うので、幸せに自分自身が充実感を持って意義を感じながら仕事できる状態を保てたらと思います。

 

———2020年はどのような年でしたか?
松村さん:

もちろん、残念な年だったと思います。とても苦しい1年の中でも、自分自身や会社にとってはいい転機でした。これから改めて自分たちのビジョンに向かっていく、一旦の挫折と再起の年だったなと思います。

2019年までにやってきたビジネスを大きく転換する必要がありましたが、もともとやりたかったビジネスプランやミッションに向けて、本来のことができるようになったとも言えます。特定の業界だけでなく、業界を横断的に、様々な社会の領域に対して自分たちのテクノロジーを届けるための形をとることができました。

今までは思いつかなかったも2020年には分かって、試行錯誤して、パートナーとしてすばらしい企業に恵まれて…一段階、企業として行っていくことが変わったと思っています。また、「ハッピーグロース」のビジョンを広めていく、共感者を増やしていきたいと思っているので、多くの人が自分の生き方について考え直す機会になったという意味でもポジティブな面あがあると思います。『幸せとは』とか『生きるとは』とか、恥ずかしくなくできるようになった年ではないかなと思います。

まとめると、良い立ち止まりの年になったと思います。リモートワークになって、何がやりたいんだろうとか、仕事に限らず何に時間を使いたいかなどと、考えるきっかけになっていて、むしろ自分たちがが今までもずっと発信してきたメッセージに対して、共感してくれる人が増えたと思います。

「自分も変革する側に居続けたい」

———2021年はどのような年にしていきたいですか?

松村さん:

来年の未来予測は誰にも分からないというのが前提で、5年先、10年先のビジョンはありながらも、より動的に、状況に応じてダイナミックな戦略を持っている方が、よりしぶとく生きていけるのかなと。ビジネスとしても組織としても、柔軟さが大事になる年だと思います。

個人的には、早く海外旅行にいきたいなと思っています。
大学生の時に卒業旅行でシリコンバレーに行ったのですが、そこではみんな「自分たちのアイディアや努力で世界を変えられる」とおくびもなく言うんです。それが成功しても失敗しても讃えていくという文化やマインドセットに触れました。当時大学生だった自分は、同じ行動をしても日本だと「意識高い」と笑われることもあって。

大きな夢を持って実際に行動していく人がメインストリームで、それをみんなが当たり前だと思っているカルチャーが自分は大好きですし、社会に出てもそのままを生きたいなと思っていました。そのような経験を通じて、自分も変革する側にいたい、居続けたいという想いは今もなお強くあります。

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