WeWork Japan

公開日:2022.09.20 | 更新日:2022.09.20

航空業界も「変わらなくては!」。強い思いが表れたシンガポール航空日本支社の WeWork 入居

メンバーインタビューDXオフィス分散採用強化働き方改善イノベーション創出コミュニティ形成

シンガポール航空は、「卓越したサービス」「業界をリードする革新性」「利便性の高いネットワーク」という、三つの柱を経営理念とする航空会社です。その日本支社東京事務所が、2021年11月、 WeWork KANDA SQUARE に入居しました。移転後は WeWork のオフィス環境に合わせながら、航空会社に不可欠な業務を従業員自らが考え、実践しています。入居の背景や入居後の変化について、日本地区広報・業務部の平山 加里奈さんにお話を伺いました。

課題

  • オフィスの移転を、時代に合わせて事業改革の一助にしたかった
  • 航空会社としてかねてより「サステナビリティ」の方針を掲げていた。しかし旧オフィスでの業務では紙の書類も多く、業務プロセスの改善が懸案事項だった
  • 旧オフィスは昔ながらの閉鎖的なオフィス空間で、部門間のコミュニケーション不足が課題だった

効果

  • シンガポール航空の理念と WeWork の理念に共通点を見いだした。 WeWork への入居が、フレキシブルなワークスタイルと、業務プロセスの見直しによる生産性向上につながっている
  • 移転を機に紙の書類の大半をデジタルデータに変換。 WeWork では紙出力の機会が減り、サステナビリティ推進を従業員が実践できる環境になった
  • WeWork 入居後は、部門間の垣根が物理的にも取り払われ、専用オフィスや共用エリア、ラウンジなどさまざまな箇所でコミュニケーションが見られるようになった。今後は、社内外とのイノベーションやコラボレーションの加速に期待

オフィス環境の変化が、業務の変革を促す

── 事業概要をご紹介ください。

シンガポール航空はシンガポール・エアラインズ・リミテッドが運営する航空会社です。設立は1947年で、本社はシンガポールにあります。日本国内での業務は私たち日本支社が行っており、国内には東京の他に大阪に市内事務所と、成田、羽田、名古屋、関空、福岡に空港事務所を構えています。

── 2021年11月に、日本支社の東京オフィスを WeWork KANDA SQUAREに移転しました。その経緯を教えてください。

もともと旧事務所のあった有楽町一帯は再開発計画があり、2021年11月にオフィスを移転することは決定していました。2020年11月、各部署から横断的にメンバーが選出され、オフィス移転プロジェクトチームが発足し、私もそのメンバーに選ばれました。

移転先は、旧オフィスのあった有楽町エリアを中心に貸事務所を探していました。そのとき、ある社員から名前があがったのが WeWork でした。私もその存在は前から知っていましたが、何より当時の支社長が WeWork のことをとても気に入っており、見学も兼ねてお話を聞きにいくことになったのです。

── WeWorkを見学されたとき、どのような印象を持ちましたか?

それまで入居していた旧オフィスは、いわゆるトラディショナルなオフィスでした。部署ごとに部屋が異なっていたり、同じ部屋でもスペースが区切られていたり、ドアも常に閉まっていたりしました。そのようなオフィスの姿が「普通」だったため、 WeWork のオープンな雰囲気に驚きました。さらに、WeWork の説明を受ける中で、理念に共感していきました。

── どのような点に共感したのでしょうか?

シンガポール航空は「卓越したサービス」「業界をリードする革新性」「利便性の高いネットワーク」という、三つの柱を経営理念にしています。中でも「革新性」は、機材や機内の設備だけでなく、「自社から出てくるアイデアやサービスにも、常に革新を求めている」ということを意味しています。今回のオフィス移転も、時代にあわせて事業改革を行っていく、その一助と位置づけていました。新時代の多様なワークスタイルに合わせたオフィス環境の整備は、イノベーションやコラボレーションを促進する、との期待もあります。

そこで移転プロジェクトでは、従業員がどこにいても業務ができるフレキシブルなワークスタイルと、業務プロセスの見直しによる生産性向上を図ることを意識して進めていました。同時に、将来的な事業拡大の際には容易に事務所のスペースを広げることができるオフィスが理想でしたので、 WeWork は、現場・管理・経営のすべての観点から納得のいく移転先でした。

── 最終的な移転の決め手を教えてください。

WeWork が持つコミュニティ機能が、当社の部署間のさらなるシナジーを創出する機会を与えてくれる」「この移転が時代にあわせて迅速に事業改革を行っていく一助になる」「WeWork の新しいオフィス環境によってもたらされる新時代の多様なワークスタイルが、シンガポール航空のイノベーションやコラボレーションを促進する」。この三点への期待が決め手になりました。

航空会社として持つべき「サステナビリティ」を追求できる

── 現在、専用オフィスとして74名様分のスペースを借りていただいています。それまでに使われていた旧オフィスと比較して、WeWork へのオフィス移転によってスペースが縮小したということですが、不便さは感じていませんか?

オフィススペースの縮小によって物理的な制約を受けているとは感じていません。 WeWork の活用によって、スペースをシェアして柔軟に活用していくスタイルに変わりました。必要なときに必要なだけ利用できることは、サステナブルなワークスタイル実現につながっています。

そもそも WeWork 入居の目的は「Transformation」です。当社は、コロナ禍以前よりDXに意欲的に取り組んでいます。2019年には、デジタルによる顧客満足向上や作業効率化を図るため、デジタル・イノベーション・ラボ「KrisLab」を本社(シンガポール)に設置しました。現在も最新のテクノロジーを用いた開発が進められています。従業員に対してもデジタルスキルを教育し、デジタルマインドセットにシフトすることを重要視しています。生産性と効率性を向上させるためのビジネスプロセスについても、常に見直しを行っています。

── WeWork入居によって、Transformationは実現しましたか?

入居を機会とし、旧オフィスにあった紙の書類は、一部を除き、すべてデジタルデータに変換しました。コピー複合機も持ってきませんでした。会議室にはモニターや接続ケーブルが常設されているので、紙資料を用意する機会も大幅に減り、従業員はモニターやノートパソコンの画面を見ながら会議に参加しています。移転後に「何かを印刷した記憶がない」という社員がほとんどだと思います。

WeWork にはそうしたペーパーレス化を推進する環境の他にも、飲み物を入れる際は紙コップだけではなくマグカップも利用できるなど、サステナビリティを意識しながら働けます。サステナビリティは、航空会社として意識しなければならない大命題であり、プラスチック製のマドラーを木製に交換、機内の読みもののデジタル化、燃料効率の向上、機内食の廃棄削減など、日ごろの運航でも意識しています。今後もサステナビリティを徹底した事業活動をしていくためには、働いている従業員ひとりひとりの意識づけも欠かせません。WeWork はその意識を社員に浸透させる環境が整っています。

社内外のコミュニケーションが活性化

── 入居の前後を比較し、社内にどのような変化を感じますか?

目に見える変化は、従業員同士のコミュニケーション活性化でしょうか。移転前は職場が部門ごとに仕切られていたこともあり、部署間交流が起こりにくいという課題がありました。しかし、今のオフィスは部署同士が物理的に隣接しており垣根もありませんので、コミュニケーションが活発になりました。もちろんイベントや交流会を通じて、入居されている他企業との交流も生まれており、ビジネスにつながるチャンスや意見交換などを行えるのは、WeWork ならではだと感じます。毎日がとても新鮮です。

── 具体的には、どのようなコミュニケーションが行われていますか?

コーヒーやビールのフリードリンクの効果は大きく、従業員だけでなく、来客にも大好評です。特に当社の場合、旅行会社などのパートナーとの交流が欠かせませんが、夕方くらいにご来社された場合は「もう17時なのでどうですか? ラウンジでビールでも飲みながら」と呼びかけ、リラックスしながらコミュニケーションをとることができます。

── お互い腹の探り合いをしないオープンな会話ができるという感じでしょうか?

そうですね。ご来社いただくお客様には「スーツでなくていいですよ」といつも呼びかけています。服装もそうですが、働く環境が変わると働き方にも変化が出てきます。従業員から「明るい照明やBGMなど、気分転換できる要素が多く、必要なときにリフレッシュできることで仕事の効率が上がった」という声もあがっています。また、 WeWork KANDA SQUARE が入居するビルにはお掃除ロボットがいます。 WeWork には随処に最先端を感じます。そうした環境で働くことで、イノベーティブな発想も生まれてくるのではないでしょうか。

お気に入りのスポットでモチベーションが上がる

── 平山さんは日本地区広報・業務部に在籍されていますが、WeWork 内で日々、業務をしていてどのような感想をお持ちですか?

パントリーエリア、冷蔵庫の管理および掃除、郵便の受け取り、来客への受け付け対応など、さまざまなことを WeWork のスタッフが行ってくれています。常に働きやすい環境が保たれているおかげで仕事に専念でき、またそういった管理を担当している部署も他の仕事に時間を充てることができています。コミュニティ・バー(レセプション)のスタッフも皆さん気さくで、いつも助けてもらっています。

WeWork KANDA SQUARE の立地も気に入っています。旧オフィスは、カーテンを開けてもほとんど外の景色が見えないような環境でしたが、ここは天気がよければ、11階のスペースから遠くまで景色が見え、とても開放感があります。私のお気に入りのワークスペースは、共用エリアにある窓際の席です。

WeWork のオープンかつスタイリッシュなオフィス環境は、優秀な人材の確保という面でも有利に働くと思います。実際、来客は新オフィスを褒めてくださいますし、従業員は自信を持って「ぜひオフィスにいらしてください」と誘っています。当社の海外拠点とオンライン会議するときにも、「WeWork に移転したんだって? オフィスの内部を見せて!」と良い反応があります。採用の機会が訪れたとき、学生をはじめとした応募者の皆さんがどのような反応をしてくれるのか楽しみです。

── 最後に今後の展望を含め、WeWork への移転プロジェクトを総括いただけますか?

コロナ禍で航空業界全体は大きな打撃を受けました。おかげさまでシンガポール航空は、2021年度第3四半期と、2022年度第1四半期にて黒字化を達成するまで持ち直しましたが、業界としての大きな変革はこれからも大命題になっていきます。私たちのテーマはTransformationですから、変わっていかなくてはなりません。ペーパーレス化が顕著な例ですが、WeWork の新しいオフィス環境によってもたらされる新時代のフレキシブルなワークスタイルから各々の業務プロセスを見直し、シンガポール航空のイノベーションやコラボレーションをリードするような存在になっていきたいと思っています。

* 本記事は2022年8月に実施したインタビューを元に作成しています。

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