WeWork Japan

公開日:2022.09.29 | 更新日:2022.11.17

世界のどこでも働ける 急成長中のHelloFreshが日本本格進出に WeWork を選んだ理由

メンバーインタビューオフィス分散採用強化働き方改善マーケティング活用企業交流

「食のあり方を変革し続ける」をミッションに世界17か国でミールキット宅配サービスを展開するドイツ発のフードテックカンパニー、HelloFresh。日本市場への本格進出のため2022年9月から WeWork 日比谷 FORT TOWER をご利用いただいているハローフレッシュ・ジャパン合同会社のCEO ウォン・ジョン氏とHead of Peopleの北田 峻之氏に、なぜ WeWork を選んだのか、HelloFreshがアジア初の市場として日本を選んだ理由、ビジネスと WeWork 活用の両方における今後の展望について伺いました。

シームレスで快適に働ける場所を提供することは、福利厚生のひとつ

── ご入居されて間もないですが、実際に使っていただいていかがですか?

ウォン:期待どおりです。東京本社には、マーケティング部門、総務部門、コーポレーション部門、オペレーション部門を設置していますが、開放的で明るい雰囲気の中、社員は仕事の合間にコーヒーやビールを楽しんだりと満足していますね。ビジネスにポジティブな影響を及ぼしていると感じています。

北田:私たちの働き方は、最先端のテック企業のようなものと言えるでしょう。自らスペースをカスタマイズして、同じ場所に集まることでお互いを感情面でも支えあっています。

多様性ある社員の働き方を実現したいのであれば、WeWork がその場として最適です。WeWork なら国境を超えた勤務も可能だからです。弊社の社員はさまざまな国から東京に集まっているため、家族に会うために長い休暇を取ったとしても、世界各地の WeWork を利用して日本にいるのと変わらずに仕事ができます。新型コロナウイルス感染症の世界的拡大といった状況や、異なったロケーションにあってもシームレスな働き方ができるよう、フレキシブルな環境を提供することも大切な福利厚生のひとつだと私たちは考えています。

アジア最初の市場として日本を選んだ理由

── 御社の事業について教えてください。

ウォン:私たちは2011年にドイツのベルリンでビジネスを開始したミールキット定期宅配サービス企業です。現在、世界の17か国でサービスを展開しており、私たちにとって日本はアジア地域において最初の市場です。HelloFreshのビジネスはどの国でも成功しており、米国やヨーロッパなどほとんどの国の市場で50パーセントを超えるシェアを誇っています。

── なぜアジア初のサービス展開先として日本を選んだのですか?

ウォン:HelloFreshとしては、かねてからアジアに進出したいと考えていました。しかし、「アジア」と一言でまとめても、市場センチメントや市場規模、求められるプロダクトやユーザーのニーズは、それぞれの地域において地理的にも文化的にも大きく異なります。そこに、人口、収入、所得層、都会的なライフスタイルか、女性が社会で働いているか、伝統的な国か、どれほど忙しい生活かといったさまざまな要素が加わります。そのため、展開する市場の選定には時間と熟考が必要でした。

ウォン氏

ウォン:日本を選んだ理由のひとつとしてまず、ミールキット市場の規模が大きいことがあげられます。ミールキットサービスは、どの市場でも求められるものではありません。利便性やストレスなく調理できるという価値をユーザーに提供する際には、その市場にその価値を求めるユーザーが存在しなければならないためです。たとえば、インドネシアでは、2015年にあるスタートアップ企業がミールキットサービスを開始しましたが、残念ながら失敗してしまいました。なぜでしょうか? ミールキットを必要とする人々は、ある程度の収入がある層に限られます。しかし、収入があるということは、その人の家庭にはすでに調理を担当するハウスキーパーなりお手伝いさんがいるのです。その場合、ミールキットは必要ありません。

また、日本では食を扱う市場が大小複数存在し、人々の食への興味は強く、和食という固有の食文化が確立されています。以上の二点が他のアジアの国でなく、日本へ進出することを選んだ合理的な理由です。

成功を確信しながら挑戦する

── 日本市場でサービスを展開するにあたって難しい点はありますか?

ウォン:二つあります。ひとつは、私たちのプロダクトが日本市場で受け入れられるか? という点です。私たちはヨーロッパで始まったビジネスなので、イタリアやフランスなど同じヨーロッパの国での認知度は高く、サービスローンチも比較的簡単でした。

しかし日本はヨーロッパとまったく違います。ミールキットがどれだけ普及しているかも、ミールキットのコンセプトも、期待値も違います。ですから、ヨーロッパでのローンチ方法とは異なったアングルでテストをしてみようと考えました。これが世界で唯一、日本市場でMVP(Minimum Viable Product*)を導入している理由です。

*Minimum Viable Product(実用最小限の製品)とは、必要最低限の状態でサービスを提供し、ユーザーの反応やフィードバックを受けて改善をはかるアプローチを指す。

私たちのプロダクトに対する、日本のユーザーとヨーロッパのユーザーの期待値は異なっています。たとえば、ヨーロッパの人々にとって調理は趣味のようなもので、調理という行為を楽しむ傾向があります。大きなオーブンを使い、時間をかける。これは、調理に割く自由な時間があるためです。一方、日本では、調理は家事のひとつです。ですから、よりシンプルに、より簡単に、より早くできるかどうかがかぎであり、ミールキットはソリューションの手段のひとつです。ヨーロッパと日本で私たちのサービスが大きく異なるのはレシピです。日本進出にあたって調理時間を45分から25分に短縮したり、工程を減らすなどしてグローバルのレシピを日本のユーザー向けにローカライズしています。

ウォン:次に、日本のユーザーが革新的なものに保守的である点です。日本で新しいものを試してもらうには、時間をかけてユーザーとの信頼関係を築くことが必要です。また、私たちは、入会金や契約期間の縛りがないサブスクリプション型サービスです。いつでも始めていつでもやめられる柔軟性は大きなメリットであるものの、クレジットカードで支払うサブスクリプション型サービスには信頼関係が欠かせません。

ヨーロッパでは、どの国のユーザーもHelloFreshというブランドを知っています。でも、日本では違います。そこで、ブランド・アウェアネスの向上が喫緊の課題でありチャレンジでした。この点は、今なお取り組んでいます。

北田:HelloFreshにはグローバルのプレイブックがあり、サプライチェーンマネジメントは世界でもトップクラスの質を誇ります。調達もデータポイントを設置して常に改良しながらタイムラインをコントロールしています。調達やロジスティックスは、たとえ問題があったとしても自分たちで解決できますが、ブランド・アウェアネスやプロダクト開発はユーザーサイドの課題なので、時間がかかりますね。

ウォン:チャレンジングではありますが、私たちのサービスは日本でも成功すると考えています。

成長スピードが速いからこそ選んだ WeWork

── なぜ WeWork を選んだのですか?

ウォン:日本での最初の一年は、ベルリンの本社が用意したシェアオフィスを利用していましたが、契約更新の時期がきて自分たちで探してみようとなりました。複数社から提案を受け、グローバルレベルのサービスを展開している WeWork に決めました。最適なオフィスを見つけることは大きなチャレンジでしたが、Taka(北田氏)が頑張ってくれましたね。

北田:通常は、オフィスを決めるにあたって予算やチームスケールを考えるものだと思いますが、私たちには何よりも成長スピードが速いという特徴があります。今から一年前はたった3名の社員しかいませんでしたが、現在は40名を超えています。毎期5名、10名という単位でメンバーが増えているのです。

北田氏

北田:ビジネスがどれほど拡大するかは私たち自身にとっても未知なので、シェアオフィスが第一の選択肢でした。

一般的な賃貸オフィスだと数年単位の契約が必要で、敷金をはじめとした初期費用もかかります。一方で WeWork は契約体系がフレキシブルで、簡単にキャパシティを変更できます。現在は44名の社員が、来年は2倍の数になっているかもしれません。そのときにまたオフィスを移転しなければいけないことを考えたら、迷わずシェアオフィスを選びますね。

ウォン:WeWork はグローバルブランドなので、事務手続きもとても簡単でした。ベルリンのリーガルチームにとっては過去に他国のHelloFreshが WeWork を利用していたこともあったため、一連の契約の流れがスムーズだったのも助かりました。

WeWork だから実現しやすい他社とのコラボレーション

ウォン:私たちは、他社とのコラボレーションも積極的に進めています。これまでグローバルでは、ワインカンパニーや家電メーカーとの共同マーケティングをやってきました。これからは日本でもどんどんやっていきたいと考えています。

北田:WeWork 日比谷 FORT TOWER を選んだのも、提携しているクッキングスタジオがここから徒歩10分の距離にあり、弊社のプロダクトチームが行き来しやすいからです。レシピ開発のためにはキッチンが絶対に欠かせないものの、キッチンが付いたオフィスを探すのは困難を極めました。実は、ガスキッチンが1階にあり、2階以上がオフィスにできるような物件を最初に探していたのですが、思うようなものが見つからなかったのです。オフィス街にキッチンスタジオを見つけること自体、簡単ではありませんでした。そこでキッチンスタジオとパートナーシップを結び、WeWork 日比谷 FORT TOWER をオフィスとして利用することに決めました。

北田:私たちのビジネスでは、多様性が大きなかぎとなっています。自分たちが属する市場のためだけに働くのでなく、フードテック企業として食品会社や卸売会社、ITテクノロジー企業などさまざまな業界や業種とコラボレーションすることで、多様なインフルエンスを市場に与えています。多様であることで、お互いの違いを生かして成長していくのです。

ウォン:WeWork の中にも、いろいろなコミュニティがありますよね。その特性を活かして、今後はBtoB、BtoC双方の面から、ユーザーやサプライヤーにダイレクトに響くPRイベントをやってみたいです。また、同じ WeWork メンバーとのコラボレーションも実現させたいです。

私自身は韓国出身なので、韓国に行った際はシェアオフィスで働いています。今後はソウルの WeWork や、もちろん英国でも米国でも WeWork を使って同じように働いてみたいです。

北田:私たちは常に、社員に良い環境を与えたいと願っています。WeWork でならグローバルでトップクラスの職場体験ができるので、社員にベストな選択肢を与えられていると考えています。多様性は力であり、クリエイティビティの源ですね。

* 本記事は2022年9月に実施したインタビューを元に作成しています。

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