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2020.11.27

ビジネス×レジャーの新しい働き方!ブリージャー制度のメリットや注意点とは?

ナレッジ働き方改善

昨今、世界で注目を集めている働き方「ブリージャー」をご存じでしょうか? 「ビジネス」と「レジャー」を掛け合わせたブリージャーは、新しい働き方の1つとして、少しずつ日本でも浸透し始めています。
 
本記事では、これから注目を集める、可能性を秘めた新しい働き方であるブリージャーのメリットとともに、世界各国での動きや実施の際の注意点などについて紹介します。

ブリージャーとは?

ブリージャー(bleisure)とは、「ビジネス(business)」と「レジャー(leisure)」を掛け合わせて作られた造語です。ビジネスによる出張では、仕事がある日に合わせてピンポイントで出張を行い、終わったらすぐに戻ることが一般的です。

しかし、ブリージャーを採用している企業では、出張の前後に、1日~数日間の休暇を取り、出張先での観光や休息を楽しむことができます。

例えば、出張で東京から北海道に行ったとします。通常の企業であれば、日帰りで出張ということも十分にありえます。しかし、ブリージャーを採用している企業では、仕事の日が1日間だったとしても、北海道に計3日間滞在し、1日目を仕事、2・3日目を休暇として過ごすことができます。

仕事のためだけであった遠方への出張を、同時に余暇として楽しむことができるため、旅行好きの従業員から特に注目されている働き方です。

ブリージャーによく似た働き方として、ワークとバケーションを組み合わせた「ワーケーション」があります。仕事と休暇を掛け合わせた考え方という点では非常に似ていますが、ブリージャーは仕事の中でも「出張」と強く結びついた働き方です。

世界では急速に広まっている働き方のため、今後日本においてもブリージャーやワーケーションが広まっていくことは十分考えられます。ワーケーションについて、詳しくは以下の記事もご一読ください。

記事:『ワーケーションとは?休暇をとりながら仕事ができる新しい働き方』

ブリージャー イメージ
Freepik

世界におけるブリージャーの実態

ブリージャーは、日本ではまだあまり聞かない言葉ですが、世界では旅行業界のトレンドともいうべき盛り上がりを見せています。

The Great Hotels of the Worldが発表した資料によれば、75%ものビジネス出張者が、出張時に期間を延長したいと考えています。多くのビジネスマンは、遠隔地や海外出張に行ったにも関わらず、観光もできずに戻ってくるのは残念なことと考えているようです。

これらの要望を受け、世界の観光業界はブリージャーの仕組みづくりに取り組み始めました。特にホテルや航空会社などは、大きな売上増につながる可能性を秘めているとし、ブリージャー用のパッケージツアーを準備し始めました。

観光やレジャーに重点を置くヨーロッパ諸国では特に人気で、ドイツ旅行協会が作成した「ChefsacheBusiness Travel 2019」によれば、ビジネス出張者の約4分の3がすでにブリージャーを利用したと回答しています。

現在は、新型コロナウイルスの影響で、ブリージャーの盛り上がりが落ち込み気味ですが、将来的には世界中で大きな盛り上がりを見せる働き方と考えられています。

旅行 イメージ
Freepik

ブリージャーのメリット

新しい働き方として話題を集めているブリージャーのメリットについて紹介します。
 

メリット① 従業員の満足度向上

 
ブリージャーのメリットとしてまず挙げられるのは、従業員の満足度向上につながることです。上記でも紹介したように、出張で遠隔地に出向いたにもかかわらず、仕事を済ませたらすぐに帰らないといけないという従来の出張スタイルには、従業員から多くの不満もありました。

その一方で、ブリージャーを採用している企業の従業員であれば、出張中に観光やレジャーを楽しめます。働き方が多様化している中、出張を楽しむという考え方には多くの賛同が集まっています。これらの理由により、ブリージャーを採用した企業では、従業員の満足度が高くなると考えられています。
 

メリット② リフレッシュにより仕事への取り組みが改善する

 
余暇による心身のリフレッシュは、日々の仕事に取り組むモチベーションと大きく関わってきます。ブリージャーによって、心身のリフレッシュが図られれば、その後の仕事の効率がアップしたり、効率的に進めたりできるようになります。
 

メリット③ 地域をよく知ることで商談がうまく進む可能性がある

 
ブリージャーによって地域の観光や文化体験を行うことで、その土地に対して詳しくなります。商談では、クライアントとの会話を盛り上げることも重要な要因の1つで、ブリージャーによる余暇によって得られた知識や体験が、商談を盛り上げることも大いにあります。

また、時間に追われる従来の出張よりも、時間的にも気持ち的にも余裕をもって臨めるブリージャーは、商談の成功率をより高めるともいわれています。

ブリージャー イメージ
Freepik

ブリージャーの注意点

さまざまなメリットがあるブリージャーですが、日本ではそれほど盛り上がりを見せていないため、先行事例が少なく、企業の制度づくりがなかなか進まないのも事実です。ブリージャーを取り入れようとする企業が気をつけるべきポイントを紹介します。
 

注意点① 出張旅費規程の確認

 
出張の一部として休暇を楽しめるブリージャーでは、移動費用は会社負担になります。出張で利用した電車代や飛行機代については、個人での出費はほとんどありません。

しかし、ブリージャーにおける休暇日にかかった費用に関しては、各個人が負担するのが通常です。一部ホテル代などを会社が負担してくれるケースもありますが、余暇にかかった食事代や観光代は自分で支払う必要があります。

ブリージャーは日本ではあまり前例がない働き方のため、例え上司が許可したとしても、事前に経理担当としっかりとした打ち合わせを実施しておくことをおすすめします。どのような事前手続きが必要で、どのような領収書を事後に提出すべきかを、きちんと確認しておく必要があります。
 

注意点② 労災の適用範囲は業務中のみ

 
仕事中に発生したケガであれば、労災により対処できます。しかし、労災が利用できるのはあくまでも業務に関連した状況においてのみです。ブリージャーの休暇日に発生したケガには、労災は適用できません。

休暇日とはいえ、安全には十分留意した上で過ごす必要があります。また、何かあった場合に迅速な対応がとれるように、何時から何時までが仕事で、どの時間からが休暇扱いになるのかを、事前に確認しておくことも重要です。
 

注意点③ 商談で利用した個人情報の管理

 
商談において、個人情報の入ったデータを扱う場合があります。通常の出張であれば、パソコンや資料などの管理には十分気を付けるところですが、休暇も楽しめるブリージャーでは、ついつい気持ちが緩んでしまうこともありえます。

ブリージャーの際には、個人情報をデータとして持ち歩くことは非常に危険なため、クラウドシステムを用いて個人情報を手元に保管しない、データにはすべてセキュリティロックをかけておくなど、企業レベルでの対策が必要です。

仕事 イメージ
Freepik

まとめ

昨今、世界で注目を集めている働き方、ブリージャーについて紹介しました。出張とともに休暇を楽しめるブリージャーは、多様な働き方を推進している日本でも今後注目を集める可能性が大いにあります。

しかしながら、日本ではまだあまり事例が少ない働き方のため、導入する際にはいくつかの注意点も押さえておく必要があります。


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参考:
https://www.ghotw.com/bleisure-infographic
https://www.chefsache-businesstravel.de/wp-content/uploads/2019/12/DRV-Berichtsband-Business-Travel-2019.pdf

・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

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