WeWork 内観
2020.12.25

エンゲージメントとは?従業員のモチベーションを高め、貢献度を高めるためにできること

ナレッジ働き方改善

価値観の多様化に加え、人材の流動が活発化する中で、「エンゲージメント」が注目されています。エンゲージメントは、企業の売上や成長に間接的な影響を与えるため、現代ビジネスで欠かせない要素です。

そこで本記事では、今、エンゲージメントが必要とされている理由や、エンゲージメントを高める方法をご紹介します。

 

【この記事は約6分でお読みいただけます】

エンゲージメントとは?

エンゲージメントとは、ある物事や組織との関係性のことです。さまざまな領域で用いられる言葉ですが、ビジネスにおけるエンゲージメントは、「従業員の会社に対する考え方、帰属意識」として用いられています。

エンゲージメントが注目されている理由として、「企業への貢献度」「離職率」「従業員のモチベーション」との関連性が挙げられます。2010年、内閣府が発表した「平成21年度 インターネットなどによる少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査」によると、「仕事に対して満足である」と回答した割合が55.4%と、半数が不満を抱えているのが現状です。

エンゲージメントが必要な理由

エンゲージメントが必要である理由は、その尺度が企業の価値を表すためです。例えば、エンゲージメントが低いことで、従業員のモチベーションや貢献度が下がり、結果として人材流失を引き起こす可能性があります。エンゲージメントは、従業員の仕事に対するモチベーションに大きく関係することから、会社全体として、エンゲージメントを重視しなければなりません。

理由① 従業員のモチベーションを高められる

エンゲージメントは、従業員のモチベーション管理として必要な要素です。エンゲージメントは自社への愛着心をそのまま表すため、従業員としては、自分自身が取り組んでいる業務に対して誇りを持てます。また、エンゲージを高めることによって、より高度なビジネスにもチャレンジし、企業に貢献できる人材を育成できます。

理由② 人材の流出を防げる

貴重な人材の流出を防ぐためにも、エンゲージメントは必要です。終身雇用制度が崩壊しはじめている現代において、優秀な人材の確保は企業の課題になりつつあります。もちろん、給与面、職場での地位など、条件面での調整も大切ですが、企業そのものの魅力を感じさせられるような取り組みも重要です。

特に問題となっているのが、若い世代での離職率です。2019年、厚生労働省が発表した「新規学卒就職者の離職状況」によると、就職後3年以内での離職率は39.2%にも上ります。入社した企業に対する満足度が低く、多くの人材流失につながっているのが現状です。

ビジネスパーソン イメージ
Freepik

エンゲージメントの測定方法

エンゲージメントの測定は、一般的にアンケートによってスコア化する方法が用いられます。従業員が企業に対して感じていることであるため、エンゲージとして表すには、「数値」「意見」といった可視化が必要です。

また、アンケートを実施する際にも、具体的な回答が得られるように工夫をします。例えば、「業務に対して自身のスキルが活かされているか」「他人に自社を勧められるか」といった、満足度や忠誠心をチェックしやすい質問が大切です。

エンゲージメントを測定する際の注意点

エンゲージメントを測定する際には、注意点を意識しながら行うようにしましょう。従業員それぞれが回答する内容には、自社に対する不満や考え方が記載されていることから、回答結果によって不利にならないような公平性が大切です。また、アンケートの実施頻度、質問数についても、適切にエンゲージメントを測定できるように検討しましょう。

注意点① 回答によって不公平が出ないようにする

エンゲージメントの測定は、回答によって従業員に不公平さが出ないように注意しなければなりません。「企業そのものへの不満点」「業務が退屈」「他社への転職を考えている」といったセンシティブな回答も予想されるため、公平性を保つ必要があります。

それぞれの回答が、評価や給与、業務上のポジションや肩書きなどの意思決定につながらないように、上司や経営層に個人が特定されないように気をつけましょう。

注意点② アンケートの回数と質問数に気をつける

次に、アンケートを実施する回数や、質問数にも注意点があります。エンゲージメントを正確に測定するには、1年あるいは半年に1回程度の実施がおすすめです。期間ごとで比較しやすくなるほか、業務状況にも多少の変化が起こる間隔であるため、エンゲージメントにおけるデータとしての価値を高められます。

また、アンケートの質問数も重要です。各従業員のエンゲージメントを具体的に知るためには、記述式の質問が適しています。ただし、質問数が多すぎると、回答に負担がかかってしまったり、各項目での回答内容が薄くなってしまったりすることがあるため、一度のアンケートで10~15問ほどにしておきましょう。

アンケート イメージ
Freepik

従業員のエンゲージメントを高める方法

従業員のエンゲージメントを高めるためには、適切な方法を実践する必要があります。企業への愛着度が重要な要素となることから、企業内でのコミュニケーションを増やし、風通しの良い環境を生み出しましょう。また、従業員への正当な人事評価、ワークライフバランスの向上も、エンゲージメントを高める上で必要不可欠な存在です。

方法① 企業内でのコミュニケーションを増やす

従業員のエンゲージメントを高める方法として、企業内でのコミュニケーションを増やすことが挙げられます。そもそも、エンゲージメントの低下は、コミュニケーション回数が減ることによって、孤独感や嫌悪感を得ることが原因の一部です。

風通しの良い環境を構築するためにも、業務外での定期的なイベントを開催したり、従業員同士で食事をしたりする機会を設けましょう。また、チームを横断したコミュニケーションも効果的かもしれません。コミュニケーションを増やし、チームのメンバーや上司との信頼関係を向上させることで、エンゲージメントの向上も期待できます。

方法② 従業員への人事評価を適切に行う

エンゲージメントを高めるためには、正当な人事評価を行うことも大切です。従業員にとって適切な評価を受けていると感じることによって、愛着心や貢献を意識しながら業務に取りかかることができるようになります。

そこで、人事評価を適切に行う上で、従業員へのフィードバックを忘れてはいけません。従業員自身が受けた評価を納得できるように、評価プロセスの開示や、細かい部分でのフォローアップを行いましょう。

方法③ ワークライフバランスの向上

従業員のエンゲージメントとワークライフバランスは、密接な関係があります。2019年に株式会社マイナビが発表した「2020年卒マイナビ大学生就職意識調査」によると、企業の選定基準として、「休日の多さ」「勤務制度」「福利厚生」といったワークライフバランスに関わる項目が上位に挙がりました。

昨今では、在宅勤務やフレキシブルオフィスを活用したテレワークや、休暇と仕事を組み合わせたワーケーションの取り組みなど、多様な働き方が注目されています。従業員のエンゲージを高めるためにも、仕事面だけでなく、プライベートも充実させるような業務形態の導入を検討しましょう。

テレワーク イメージ
Freepik

まとめ

従業員のモチベーション向上や、貴重な人材の流失を防ぐための方法として、エンゲージメントを高めることが大切です。エンゲージメントは、満足度や愛着度を表す尺度であることから、低下することによって企業にとって損失を生む可能性があります。

そこで、ワークライフバランスの向上を意識し、正当な人事評価を行い、従業員が自社に対して貢献したと思えるような環境を構築しましょう。従業員のエンゲージメントを高めることで、ビジネス面でも結果を得られるようになります。


資料ダウンロードWeb面談申込お問合せ

参考:
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/cyousa21/net_riyousha/html/2_4_2.html
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00002.html
https://www.mynavi.jp/news/2019/04/post_19872.html

・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

WeWork Japan 合同会社
東京都港区南青山 1–24-3
050-1742-2028

Recommended

もっと見る

WeWork All Access(オールアクセス)で、新時代の働き方を実現

WeWork 外観

WeWork では、テレワークやサテライトオフィスを中心とした、これからの多様な働き方のニーズに応えるプラン「All Access(オールアクセス)」をご用意しています。All Access(オールアクセス)は、1人あたり月額42,900円(税込)で、国内30拠点以上の共用エリアが使い放題となるプランです。従業員にとっては、より自由な働き方と快適な仕事環境が実現でき、企業にとっては、従業員の生産性向上とオフィス費用の削減が可能となります。WeWork で、新時代の働き方を実現しませんか?

資料ダウンロードWeb面談申込お問合せ