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公開日:2020.12.28 | 更新日:2021.07.17

在宅勤務手当の各社相場や支給方法について!企業導入事例も紹介

ナレッジ働き方改善

新型コロナウイルスの感染が続く中、在宅勤務による働き方を導入する企業にも変化が生まれています。2020年、厚生労働省が発表した「これからのテレワークでの働き方に関する検討会」によると、2020年1月と4月のテレワーク利用状況を比較した結果、4月に「ほぼ毎日」と回答した割合は1月の12倍に増加しました。

在宅勤務が増えている中で注目されているのが「在宅勤務手当」の支給です。本記事では、在宅勤務手当を導入している企業の事例から、相場や支給方法について解説します。

 

【この記事は約6分でお読みいただけます】

在宅勤務手当とは?

在宅勤務手当とは、在宅勤務を実施している従業員に対して支給される手当のことです。自宅でも業務に集中できる環境づくりを進める際に、企業側から準備金として支払われています。また、在宅勤務が続くことで負担となる生活費の足しや、従業員のモチベーションを向上させるのが支給の目的です。

在宅勤務手当が支給されている背景

在宅勤務手当が支給されている背景として、在宅勤務に対するモチベーションの向上が理由に挙げられます。また、自宅にいる時間が長くなることで、従業員が安定した生活を送れるようにサポートを行う必要があります。

・在宅勤務に対するモチベーションの向上

在宅勤務手当を支給することで、従業員のモチベーション向上につなげられます。新型コロナウイルスの感染が収まらない中、オフィスへの出社制限や在宅勤務が長期間続くことによって懸念されているのが、従業員のモチベーション低下です。

株式会社emphealが2020年が5月に実施したWebアンケートによると、ストレスが高まり、モチベーションが低下していると答えた回答者が4割に上りました。在宅勤務手当を支給することで、在宅でも業務に対する意識を高め、結果として従業員のモチベーション維持が期待できます。

・生活費の負担軽減

在宅勤務が続くことによって、生活費の圧迫も懸念されています。ソフトブレーン・フィールド株式会社が2020年4月に発表した「新型コロナウイルス感染拡大による家計の影響」によると、3割以上が「全体的に支出が増加した」と回答しました。このように、新型コロナウイルスが拡大する以前よりも自宅にいることが長くなり、各家庭では食費・日用品・光熱費の支出が増加しています。

また、インターネット通信の整備、ICTデバイスを用意するなど、オフィスに近い業務環境を維持できるように、インフラ面での出費も考慮しなければなりません。生活面での不安を取り除き、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにするためにも、在宅勤務手当の支給が重要です。

手当 イメージ
Freepik

在宅勤務手当の支給方法

在宅勤務手当の支給方法は、現金だけではありません。企業によっては、従業員から在宅勤務に必要なものを調査し、現物として支給を行っている場合もあります。現金支給と現物支給のどちらが企業・従業員双方にとって有益であるか、メリット・デメリットを参考にしながら決めましょう。

支給方法① 現金支給のメリット・デメリット

在宅勤務手当を従業員に支給する際、まず、現金による支給方法が挙げられます。現金支給のメリットは、従業員が自由に使用できることです。一般的に在宅勤務手当は、使用用途が限られていないため、現在の生活環境に応じて貯金をしたり、趣味に使ったりと自由な使い方が可能です。

一方、使い道が自由であるがゆえに、企業側が意図した通りに在宅勤務手当が活用されないこともあります。在宅勤務導入に伴い、業務環境への整備のために支給したつもりが、別の目的に使われてしまう可能性もあります。業務環境の構築として適切に使ってもらいたい場合には、従業員に対して使用用途に関する説明を実施することを検討してみましょう。

支給方法② 現物支給のメリット・デメリット

現物支給は、在宅勤務を実施する従業員に対して、必要な機材や道具を現物で支給する方法です。従来のオフィスワークに近い業務環境を維持するためにも、それぞれの従業員が快適に業務を行えるように準備をしなければなりません。現物支給のメリットは、必要なものをそのまま従業員に渡せることです。現金支給のように、企業側が意図していない用途に使われてしまうのを防げます。

一方で、従業員の満足度低下につながる場合があります。現物支給といえども、従業員が自由に選べないことや、価格の上限が決まっていることから、従業員が不満に感じてしまう可能性がある点が注意点です。

テレワーク イメージ
Freepik

在宅勤務手当の相場

在宅勤務手当の金額は、企業によって異なります。企業側で公表している在宅勤務手当の情報をもとに相場を計算すると、月々3,000~10,000円ほどが支給されています。下記の企業事例にて、ケース別にご紹介するので、イメージに近しい取り組みを行っている企業の事例があれば、参考にしてみるといいでしょう。

企業による事例

在宅勤務を導入する際には、すでに実施している事例を参考にすることが大切です。大企業を中心に、オフィスの縮小や従業員の自由な働き方を進めているほか、在宅勤務手当の支給を行っているケースもあります。従業員が満足して働けるようにするために、企業としてどのように人事施策を進めるべきか考えてみましょう。

事例① 富士通株式会社

富士通株式会社では、2020年7月6日、従業員の新しい働き方として「Work Life Shift」を発表しました。「Work Life Shift」の概要によると、2022年度末までに50%ほどまでオフィスの規模を縮小し、基本的にすべての従業員が在宅勤務に移行する予定となっています。また、在宅勤務を実施する従業員に対して、業務環境を整備するために、毎月5,000円の在宅勤務手当が支給されています。

参考:https://www.fujitsu.com/jp/innovation/worklifeshift/#sec_03

事例② 株式会社SmartHR

株式会社SmartHRは、緊急事態宣言以降テレワークが続いていましたが、2020年10月から状況に応じて任意による選択が可能となっています。また、在宅勤務を強制していた期間は、「リモートワークお願い手当」として、毎月15,000円が支給されていました。現在は任意で選択できるということから、在宅勤務手当の支給を中断しています。

参考:https://shanaiho.smarthr.co.jp/n/nd4a2ee67b580

事例③ ヤフー株式会社

ヤフー株式会社は、2020年10月1日から無制限のリモートワークを開始しています。もともと2014年から「どこでもオフィス」という働き方を導入していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全社員を対象とした在宅勤務への移行を進めています。また、在宅勤務手当として毎月最大7,000円までの支給、フレックスタイム勤務のコアタイムの廃止といった制度を導入しました。

参考:https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2020/07/15a/

事例④ 株式会社メルカリ

株式会社メルカリは、新型コロナウイルスが一般的に周知されるようになった2020年2月の段階で、在宅勤務やオンライン会議を導入しました。また、2020年7月1日からは、「メルカリ・ニューノーマル・ワークスタイル」を確立し、業務状況に応じて出社回数やどこで働くかを自由に選べます。また、株式会社メルカリの在宅勤務手当は、6ヶ月で60,000円です。

参考:https://about.mercari.com/press/news/articles/20200702_mercari_newnormal_workstyle/

事例⑤ 株式会社ミクシィ

株式会社ミクシィでは、2020年1月末からテレワークを導入しました。新型コロナウイルスの感染状況を確認しながら、従業員の働き方を段階的に変更しており、2020年11月からは「マーブルワーク」と呼ばれるオフィス勤務を基本としながらも、週最大3日までのテレワークを可能とする制度を取り入れています。

感染対策はもちろん、従業員の働きやすさを考慮したアイデアを積極的に形にしているのが、株式会社ミクシィのテレワーク制度の特徴です。なお、2020年5月に、全従業員を対象にした5万円の特別賞与、通勤手当の廃止に伴う1万円の支給を実施しました。

参考:https://mixil.mixi.co.jp/report/8700

テレワーク イメージ
Freepik

まとめ

インターネット環境の整備や生活費といった支出が増加する中では、従業員のモチベーションを維持し、不安を少しでも取り除くために、自宅勤務手当の支給が大切です。現金支給と現物支給の2つの支給方法の特徴を理解し、従業員が納得する形を選びましょう。

また、在宅勤務手当の金額を確定する際には、すでに実施済みの企業の事例を参考にしてみてください。相場が定められていない中でも、従業員の満足度を向上させられるような金額設定が重要です。

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参考:
https://www.mhlw.go.jp/content/11911500/000677508.pdf
https://empheal.co.jp/news/pdf/20200608.pdf
https://www.sbfield.co.jp/press/20200406-15209/

・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

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