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2021.01.22

大企業による働き方改革の成功事例8選!施策別に企業のアイデアをご紹介

ナレッジ働き方改善イノベーション創出新規事業

働き方改革を進めたいけれども、具体的にどうすればいいのか分からないという人も多いでしょう。テレワークや副業、子育て支援、IT化など、さまざまな働き方改革の例が報告されていますが、大切なことは、企業にあった施策を行うことです。

本記事では、働き方改革を実行する際にぜひ参考にしてほしい、大企業による働き方改革の成功事例を紹介します。

働き方改革の最新事情

日本は現在、少子高齢化に伴う「生産年齢人口の減少」や、育児や介護との両立による「働く人のニーズの多様化」などの問題に直面しています。このような状況の中で、生産性の向上や就業機会の拡大、意欲・能力を十分に発揮できる環境を作ることが、国の大きな課題となっています。

これらの課題を解決するために提案されたのが、働き方改革です。働き手が抱えるさまざまな事情に対応し、多様な働き方を選択できる社会を実現することで、一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようになることを目指しています。

働き方改革は、国のさまざまな省庁が総出で取り組む改革であり、厚生労働省や総務省、経済産業省などが対策を打ち出しています。最近では、2019年4月に「働き方改革法案」が施行され、各企業が「長時間労働の見直し」「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」に取り組むよう要求されました。

そんな中、世界で拡大した新型コロナウイルスの影響は、日本にも大きな打撃を与えました。7都道府県に緊急事態宣言が出されるとともに、各企業にはリモートワークなどを実施し、できる限りオフィスへの出社を避けるよう通達が出されました。

これにより、多くの企業において半強制的ともいえる形でリモートワークが取り入れられました。リモートワークは、国が進める働き方改革の重要な要因の1つともいえる取り組みです。予想外の形で働き方改革が急速に進められることになりました。

しかしながら、コロナ禍によるリモートワークは、企業の理想に反して強制的に取り入れられたものです。実際、多くの企業が現在リモートワークを廃止し、通常のオフィスワークに戻しつつあります。

リモートワークをはじめとした働き方の柔軟化は、今後の日本が実施しなくてはならない施策です。今後は、職場の効率化や従業員のワークライフバランスに焦点を当てたリモートワークや働き方改革が進んでいくと考えられます。

テレワーク イメージ
Freepik

大企業による働き方改革の事例

日本にこれからやってくる未来を予測し、大規模な働き方改革に取り組んでいる大企業が多くあります。今回は大企業が実施した働き方改革の事例を、施策別に紹介します。

◆ テレワーク

テレワークの効果的な活用によって大きな成果をあげた企業の事例として、「富士通株式会社」と「ブラザー工業株式会社」を紹介します。

・富⼠通株式会社
富士通株式会社は、2020年のコロナによる緊急事態宣言を受け、32,500人にものぼる従業員に対し、テレワーク勤務を導入しました。業種によってはテレワーク化できなかった部署もありますが、全体の90%の従業員にテレワークを導入したことが大きく評価され、2020年の「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選ばれました。

緊急事態後も、全従業員をオフィスワークに戻すのではなく、できる限りテレワークを長期的に実施する予定とのことです。

・ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社は、コロナの前からテレワークを積極的に導入している企業として有名です。2019年には、これまで週2日が最大だったテレワークの日数を週4日までに拡大することを発表し、多くの企業を驚かせました。

このような背景もあり、コロナによるテレワークへの移行が非常にスムーズに行われた企業としても注目を集めました。

テレワークのほかにも、女性活躍推進や子育て支援などの時代の要求に則した取り組みを多く実施しているのも特徴で、厚生労働省や愛知県、名古屋市などから、多くの賞を受賞しています。日本の先端をいく働き方改革の実施企業として、多くの企業から注目を集めています。

◆ 生産性の向上・業務改善

働き方改革によって生産性の向上・業務改善に成功した企業の事例として、「伊藤忠商事株式会社」と「ロイヤルホールディングス株式会社」を紹介します。

・伊藤忠商事株式会社
伊藤忠商事株式会社は残業時間が長い会社として知られていましたが、残業体質から脱却するために、朝型勤務を開始しました。午前5時から9時までを深夜勤務と同じ手当がつくように変更し、朝食を無料で提供することで、夜型の勤務状況を朝方に変更させました。

また、午後8時から10時の勤務を原則禁止、午後10時以降の勤務を禁止しています。従業員が時間を意識しながら働くように工夫したことで、短時間に集中して働くようになり、残業時間を10%減少させることに成功しました。

・ロイヤルホールディングス株式会社
ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を経営するロイヤルホールディングス株式会社は、多くの店で24時間営業を実施していました。

しかし、従業員のライフスタイルに大きな影響が出ることもあり、24時間営業を撤廃し、もともと24時間営業を行っていなかった店舗の時間短縮営業に踏み切りました。これにより従業員の満足度が高まり、サービスの質が向上した結果、前年比の売上高は101.3%上昇しました。

働くことへの意識改革によって売上を大きく伸ばすことに成功した事例です。

モチベーション イメージ
Freepik

◆ ワークライフバランス

働き方改革によってワークライフバランスの向上に成功した企業の事例として、「株式会社ワコール」と「三井物産株式会社」を紹介します。

・株式会社ワコール
女性が働きやすい会社ランキングで常に上位にランクインしているのが、下着メーカーの株式会社ワコールです。

女性従業員の比率が多く、出産や育児に関する離職率が高いという問題を抱えていたワコールは、短時間勤務や休業制度を積極的に導入しました。

具体的には2017年に働き方・休み方改革プロジェクトをスタートし、テレワークの導入や自己研鑽目的および家族帯同時の休職制度の導入など、働きやすさの視点での環境整備を進めてきました。

これにより、育児休業取得者の復帰率が非常に高くなっており、現在は多くの女性が働きたいと考える人気企業になっています。

・三井物産株式会社
三井物産株式会社は、従業員一人ひとりが生き生きと働き、従業員と企業がともに成長を続ける環境を作るために、さまざまな働き方改革に取り組んでいます。

中でも従業員の勤務状況の改善に重点に取り組んでおり、2021年3月期までに年間の時間外労働時間数が620時間を超える従業員をゼロにすること、年休の取得率を70%以上に向上させることを目標にしています。年休の取得率に関しては、2018年~2020年の3年間において有給取得率が70%を超えるなど、すでに目標を達成しています。

また、育児との両立支援において、子どもの成長段階に応じて取得できる独自の制度や施策を複数準備していること、男性の育児休暇を積極的に推奨している点も高く評価されています。

◆ 副業

副業を効果的に取り入れることで従業員のスキルアップに成功した企業の事例として、「ソフトバンク株式会社」と「株式会社グロービス」を紹介します。

・ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社は2017年11月、従業員が多様な働き方で組織と個人の生産性を最大化することを目的に、副業の原則禁止の就業規則を変更しました。会社の許可が得られれば、個人のスキルアップや成長につながる副業が、会社の仕事に影響のない範囲内で認められています。

副業で得られた新しい知見やスキルを、将来の新規企業や既存事業の活性化などにつなげることが主な目的です。ソフトバンク株式会社の取り組みは、昨今の副業解禁の先駆けとなった事例として大きな注目を集めました。

・株式会社グロービズ
株式会社ソフトバンクよりも少し早く副業解禁に踏み切ったのが、ビジネス向け動画の配信で知られる株式会社グロービズです。株式会社グロービスは、2017年7月に、すべての正社員が会社の許可を得た上で副業を行うことを公式に認めると発表しました。

ビジネスの最新情報を発信する株式会社グロービスは、世界で注目を集めるリモートワークやフリーアドレスなどを積極的に取り入れている企業でもあります。副業によって従業員のスキルアップやキャリアアップを図ることにより、より高いパフォーマンスが発揮されるとの観点のもとで導入されました。

テレワーク イメージ
Freepik

まとめ

今回は、大企業における働き方改革の事例について紹介しました。さまざまな大企業が、自社のミッションを達成するために、在宅勤務や副業許可などを積極的に取り入れています。

企業の力の根幹はやはり人材です。これまでは、従業員が企業に合わせることが強く要求されてきました。しかしながら、今後の社会にあっては、人を活かすことができる企業が生き残っていきます。大企業の取り組みを参考にしながら、自社にあった働き方改革を進めていくことをおすすめします。

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参考:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html

・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

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