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2021.02.18

リファラル採用とは?費用を抑えて優秀な人材を紹介してもらうためのポイント

ナレッジ採用強化

優秀な人材を獲得する手法の1つに、「リファラル採用」があります。リファラル採用とは、自社の従業員に人材を紹介してもらう採用手法のことです。リファラル採用の導入によって、費用削減や定着率の増加などといった、さまざまなメリットが期待できます。

しかし、これらのメリットをしっかりと享受するためには、制度の確立や社内環境の改善を通して、リファラル制度を促進していくことが欠かせません。そこで本記事では、リファラル採用に関する基本知識、そして実際の導入ステップと導入の際の注意点について詳しく解説します。

リファラル採用とは?

リファラル採用とは、自社の従業員に友人や知人などといった人材を紹介してもらう採用手法のことです。リファラル(Referral)とは、英語で「紹介」を意味する単語で、実際に海外では多くの企業が導入しています。

リファラル採用は、自社で働く従業員が、自社にふさわしい優秀な人材を推薦することによって成り立ちます。そのため、制度の導入には、従業員が「知人を紹介したい!」と思える労働環境づくりが欠かせません。

メリットについて詳しくは後述していますが、リファラル採用は「採用費用を削減しつつ、優秀な人材を確保できる」という点で優れています。採用費用の高騰や人材不足が懸念される今、企業が積極的に導入すべき採用手法といえます。

採用 イメージ
Freepik

リファラル採用のメリット

日本でリファラル採用を導入する企業が増えている背景には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、リファラル採用の主なメリットを3つ紹介します。

メリット① 採用費用の削減

リファラル採用の最大のメリットは、採用費用を削減できることです。自社採用にあたるリファラル採用の導入は、採用費用の大幅削減につながります。

新たな人材を採用するには、求人広告を掲載したり、人材紹介サービスに紹介手数料を支払ったりする必要があります。しかし、リファラル採用を導入することで、これらの外部費用を発生させずに、採用プロセスを進めることができます。

ただし、リファラル採用を促進するためには、人材を紹介した従業員にボーナスを支給するなどの紹介報酬制度を設ける必要があります。その場合、制度に応じた費用が必要となりますが、通常の採用活動と比べるとかなりの費用削減が期待できるでしょう。

メリット② 優秀な人材を確保できる

従業員を通して人材を集めることには、優秀な人材を確保しやすくなるというメリットがあります。

具体的には、積極的に転職活動を行っていなかったものの、「良い機会があれば転職したい…」と考えていた層の人にもアプローチすることが可能です。求人サイトや人材紹介サービスでは得られなかった優秀な人材を、他社と競合することなく確保できるというのは、企業にとってかなり大きなメリットといえます。

メリット③ 離職率の低減

リファラル採用では、自社の業務内容や雰囲気をよく知る従業員がリクルーターとなり、適切な人材を紹介してくれます。そのため、従来の採用制度よりも自社にふさわしい人材を見つけやすくなります。

その結果、「欲しかった人材と違った」「思っていた会社と違った」などといった双方のミスマッチが起こりにくく、離職率が低減します。また、入社時点で社内に知人がいるという環境は、早期退職を防ぐことにつながります。これは、人材不足が懸念される今、企業にとって大きなメリットといえるでしょう。

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導入ステップ

ここまでで、リファラル採用の特徴やメリットについてご理解していただけたと思います。そこで次に、実際にリファラル採用を導入する際の手順を詳しく説明していきます。「リファラル採用を導入したいけれど、どこから手をつけていいか分からない…」という方は、ぜひ参考にしてください。

ステップ① 制度を作り上げる

リファラル採用の導入にあたっては、あらかじめ制度をしっかりと確立しておく必要があります。具体的には、募集要項や採用基準などを明確に決めておくことが欠かせません。リファラル採用を促進するため、そして後々のトラブルを未然に防ぐために、制度を確立しておきましょう。

ステップ② 紹介者報酬制度(インセンティブ)を設ける

リファラル採用制度を促進していくためには、紹介報酬制度(インセンティブ)を設けることが効果的です。紹介報酬制度とは、企業に知人を紹介してくれた従業員に報奨金を支払うシステムのことです。

10〜15万円程度の報酬をインセンティブとして支払うことが一般的なようですが、中には金銭面以外のインセンティブを設ける場合もあります。人事評価への加点や、休暇の付与などがこれにあたります。

紹介者報酬制度は、従業員に「良い人材を紹介したい!」と思ってもらうためのきっかけにもなります。従業員にとって魅力的、かつ会社の経営を圧迫することのないインセンティブを設けましょう。

ステップ③ 社内に告知する

リファラル制度が完成したら、従業員に告知を行いましょう。告知といっても、リファラル制度を導入したことをただ伝えるだけでは、あまり高い促進効果は期待できません。リファラル制度を促進させるためには、紹介報酬制度や採用プロセスなどについて詳しく説明しておく必要があるでしょう。

また、会社を知人に紹介するというのは、多くの従業員にとって初めての経験となります。制度を作っただけでは、従業員はどのように自社の魅力を知人に伝え、どのようにリクルートするべきかまでは分かりません。

リファラル制度の確立を知らせると同時に、従業員一人ひとりに自社の魅力をしっかりと理解してもらえるように務めましょう。

アナウンス イメージ
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導入する際のポイント

最後に、リファラル採用の導入・促進にあたって、押さえておきたいポイントを2つ紹介します。

ポイント① 事前に社内環境を整えておく

リファラル採用を導入するためには、従業員に「友人にこの会社を紹介したい!」と思ってもらえる社内環境が整っていることが大前提です。これは、従業員が労働時間や給与などに不満がある場合、友人や知人を紹介したいと思ってもらえないためです。

「導入したけれど、誰も人材を紹介してくれない…」という状況を避けるために、従業員が抱えている不満は事前に解決しておく必要があるでしょう。

ポイント② 就業規則や賃金規定を更新する

リファラル採用を導入するにあたり紹介報酬制度を設ける場合は、あらかじめ支払期限や報酬額などに関する情報を就業規則に記載しておく必要があります。これは、「職業安定法第40条」で規定されているルールに該当します。

報酬制度を明確にしておくことは、従業員とのトラブルを未然に防ぐことにもつながります。従業員に口頭でリファラル採用や紹介報酬制度などについて説明する前に、規定を明文化しておきましょう。

まとめ

この記事では、人材不足や採用費用の高騰が懸念される今、関心が高まっているリファラル採用について解説しました。リファラル採用の導入により、採用費用を削減しつつ、優秀な人材を確保することができるようになります。

ただし、しっかりとメリットを享受するためには、制度の確立や社内環境の改善など、あらかじめ取り組むべき課題が存在します。ぜひこの記事を参考に、リファラル採用導入への準備を進めていきましょう。


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参考:
https://i-myrefer.jp/introduce
https://www.works-i.com/research/paper/works-review/item/r_000297.pdf
https://corporate.vbest.jp/columns/2335/

・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

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