公開日:2021.10.21 | 更新日:2021.10.21

テレワーク問題について徹底解説!考えられるデメリットと対策ポイントを紹介!

ナレッジ働き方改善

新型コロナウイルス対策としてテレワークの導入が広がり、多くの企業が新しいスタイルを見出した一方で、テレワークの問題も浮き彫りになりました。テレワークを長く続ける中で、テレワークだからこそ生じるさまざまな問題が明らかとなり、その問題に対して企業がどのように対処するかがポイントとなっています。本記事では、多くの企業に見られるテレワークの問題点を紹介するとともに、対策や解決策について紹介します。

【目次】

  • テレワークとは
  • テレワークの抱える問題・デメリットとは?
  • テレワーク問題を解消する方法6選
  • テレワーク問題を解消した企業の成功事例
  • まとめ

テレワークとは

テレワークはICTを活用することにより、自宅やサテライトオフィスなどの本来の作業場とは異なる場所で働くことを言います。

時間や場所にとらわれない働き方として注目を集めており、国土交通省が実施した「令和2年度テレワーク人口実態調査」によると、テレワーク等制度に基づく雇用型テレワーカーの割合は2019年には9.8%だったものが、2020年19.7%で約2倍になるなど、近年多くの企業において急速に導入が進んでいます。特に2020年の新型コロナウイルス感染拡大をきっかけにテレワークは拡がり、「通勤時間を短縮できる」「作業に集中できる」「危機管理に優れている」などから新しい働き方の1つとして注目を集めるようになりました。

Pixabay

テレワークの抱える問題・デメリットとは?

テレワークは多くの企業が導入している一方で、課題やデメリットも見え始めています。テレワークが抱える問題やデメリットについて一挙に紹介します。

コミュニケーションが不足する
テレワークでまず問題になるのが、コミュニケーション不足です。従業員が別の場所で働くことにより、気軽にコミュニケーションをとりづらくなります。気分転換のための雑談や効率的に仕事を進めるための報告・連絡・相談の時間が十分にとれないなどの問題が生じています。

テレワークに必要な機材のスペックが低い
企業はテレワーク用の機材を新しくそろえる必要があり、予算が少ない企業はどうしても低スペックの機材を利用せざるを得ません。しかし、低スペックの機材では業務に必要なプログラムがスムーズに動かなかったり、オンライン会議の最中に音声が途切れたりするといった問題が発生する可能性があります。

直接会ってコミュニケーションをとることができない
従業員がオフィスに集まっている環境であれば、必要なときに適切な人に作業を依頼し、仕事を効率的に進めることができました。しかしテレワークが進んだことで、必要な人がオフィスにいないという状況が増えています。テレワークではメールやチャット、オンライン会議ツールなどが主なコミュニケーションの方法となります。しかし、これらの方法では細かなニュアンスが伝わらず、コミュニケーションロスを起こすことも少なくありません。そのため、オフィス勤務時よりも仕事が捗りづらいと感じる方もいるでしょう。

進捗が見えない
お互いの仕事の様子が見えなくなることで、仕事の進捗状況が見えなくなります。また、依頼した仕事が進んでいないなどといった場合には、何か問題を抱えているのか、もしくはサボっているのかがわからず、ストレスを感じる管理職も多いようです。

業務効率や生産性が低下する
テレワークが業務効率や生産性に与える影響については賛否両論があるものの、テレワークの導入後に業務効率や生産性が低下した企業も多く存在します。特に、人と人の頻繁なやりとりがあったり、書類を多く取り扱ったりする企業は生産性が低下しやすい傾向にあります。

孤立を感じる、メンタルヘルスが悪化する
テレワークにより1人で業務を行うことが増えるため、孤独感や不安を感じる従業員もいます。仕事で困ったときにも相手に迷惑をかけてはいけないと気を回してしまい、相談できずに悩みを抱え込んでしまう従業員も多いようです。テレワークによってメンタルヘルスが悪化するケースも多くあり、うつ病の増加なども懸念されています。

運動不足を感じる、肥満になる
通勤時の移動やオフィスでの身体作業がなくなることで、運動不足を感じる従業員も多いようです。運動不足が原因による肥満や、偏った食事などによる栄養バランスの悪化なども問題視されています。

セキュリティ面の不安が残る
重要なデータや個人情報を取り扱う企業であれば、セキュリティ管理は優先事項の1つです。しかしながら、ネットワーク上での妨害行為やハッキングなどは日々進化しており、次々に発生する事象に対し対策を練る必要があります。また、テレワーク慣れによって従業員の危機管理意識が薄まることで、情報漏洩やパソコンの紛失なども起こり得ます。

離職率増加につながる
テレワークが長引くことで、コミュニケーション不足や身体・心理的な悩み、達成感の欠如などが生じ、仕事へのモチベーションが下がることが懸念されています。結果として従業員の離職を引き起こす要因となります。

Unsplash

テレワーク問題を解消する方法6選

テレワークによってさまざまな問題が発生している一方で、テレワークをすでに働き方の1つに位置づけ、効果的に活用している企業も多くあります。それらの企業は、テレワークで生じる問題をうまく解決しつつ、テレワークの良さを活かしています。ここでは、テレワーク問題を解消する6つの方法を紹介します。

①コミュニケーションツールの導入
テレワークではコミュニケーションが不足しがちになります。そのため、オンラインでもコミュニケーションが容易に図れるコミュニケーションツールを導入するとよいでしょう。たとえば、チャットツールを導入することで気軽なやりとりを可能にしたり、オンライン会議システムを導したりすることで、困ったときにいつでも相談できる環境づくりに取り組むことができます。

②クラウド勤怠管理ツールの導入
テレワークにおける大きな課題である「進捗状況や勤務状況が見えない」という課題を解決するためには、クラウド勤怠管理ツールの導入がおすすめです。勤怠管理に特化したクラウドサービスを導入することで従業員の仕事状況を「見える化」でき、不安や疑念が解消されます。

③書類電子化や電子署名サービスの導入
書類やハンコが理由でオフィスにいないと仕事ができない場合は、書類の電子化や電子署名サービスを利用を検討するとよいでしょう。必要な書類を電子化することで自宅にいながら書類のチェックができるようになり、業務効率化にもつながります。ハンコに関する問題も電子署名サービスを利用することにより解決できます。

④会社からの機材支給や環境整備
テレワーク環境が整わなくて困っている従業員をサポートするには、会社で予算を生み出し、テレワーク環境の整備に力を入れることが重要です。仕事に差し支えのないスペックのパソコンやオンライン会議用機材を支給したり、環境整備に使える手当などを用意したりするとよいでしょう。

⑤社内報の充実やイベント企画によるコミュニケーション推進
社内の関係性を良好に保つためには、社内報を充実させ、お互いの働いている様子や悩みを共有したり、オンライン・オフラインイベントを企画してコミュニケーションが取れる場を準備したりするのがおすすめです。

⑥定期的な面談の実施
従業員が抱える精神的な不安にいち早く気づき、必要な対応を行うためには、定期的な面談を実施することが効果的です。とくにテレワークでは不安を感じやすく、かつ悩みを抱え込みやすいことから、臨時での面談ではなく、定期的な面談の機会を設けることが大切です。

テレワーク問題を解消した企業の成功事例

適切な問題解決を図ることによりテレワーク問題を解消し、売上を伸ばしたり従業員満足度を高めたりすることに成功した企業も多くあります。ここでは、テレワーク問題の解消に成功した企業の事例を紹介します。

勤怠管理ツールによる見える化で業務効率化に成功したA社
A社は働きやすい職場づくりを目指し、テレワークの拡大に取り組んでいる企業です。しかしながら、テレワークでは上司から見えないことを利用し、作業をしない従業員が現れました。そこでA社は、勤怠管理ツールの導入を決定。パソコン稼働時間と実際の労働時間を照合できる勤怠管理ツールを導入し、働いている様子を可視化することで、テレワークでも従業員が集中して取り組む環境を構築しました。これにより、テレワークでも従業員がサボらずに働くようになり、働き方の多様化と生産性維持を同時に実現することに成功しました。

人事評価の見直しとマニュアル化によってテレワーク問題を解決したB社
B社は新型コロナウイルスの感染が拡大する前からテレワークの推進に努めていた企業です。育児に励む従業員を支援するためにテレワークの拡大に尽力していました。しかしながらそこで生じた問題が、テレワーク中の従業員の働きぶりが見えづらく、評価ができないことでした。そこでB社は、人事評価のあり方について大きく改変することに決定。
テレワークを前提とした評価制度を構築し、評価権限のあるマネージャーに周知を行うことで人事評価の徹底を図りました。昨今では、テレワークの働き方について運用ガイドに記載したり、従業員は常にチャットツールを起動したりするなどといったテレワークマニュアルを整備。これにより、業務の適切な把握と円滑なコミュニケーションを実現しています。

まとめ

テレワークによって生じる問題やデメリット、そしてその解決策について紹介しました。テレワークは効果的に活用すれば業務効率や生産性向上につながる一方で、実際は解決しなければならない問題も多く存在しています。テレワークの継続で悩んでいることがあれば、本記事で紹介した解決策を参考に、テレワーク問題の解決に取り組んでみてください。

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* 2021年10月時点

参考URL:
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001391381.pdf
https://8628c497-b271-4d55-bf8f-899f645e06ef.filesusr.com/ugd/dfaea3_12a0018a4a59438e98b26185a92c4814.pdf
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001391381.pdf
https://japan-telework.or.jp/tw_about/
https://8628c497-b271-4d55-bf8f-899f645e06ef.filesusr.com/ugd/dfaea3_12a0018a4a59438e98b26185a92c4814.pdf
https://www.holmescloud.com/useful/3497/
https://www.nice2meet.us/telework-demerit-donyu-point
https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/38.html
https://www.holmescloud.com/useful/3497/
https://www.nice2meet.us/telework-demerit-donyu-point
https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/38.html
https://www.nice2meet.us/telework-demerit-donyu-point

・本記事の内容は、公開日時点の情報をもとに作成しています。

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050-1742-2028

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