公開日:2023.01.11|更新日:2023.08.29

Asahi Beverages が帰属意識を高めカルチャーを育むために選んだ「ひとつ屋根の下」

課題は、Asahi Beverages とCUBのチームをひとつにすること

解決策は、シドニーの中央ビジネス地区に位置する、より広い WeWork スペースへの移転

結果としてもたらされたのは、Asahi Beverages のカルチャーが育つ、協力的かつ柔軟な空間

帰属意識を高め、カルチャーを醸成するオフィスなら WeWork

2022年10月、オセアニアを代表する飲料メーカーである Asahi Beverages はチームを統合するための拠点をシドニー中心部に位置する WeWork に構えました。ブランドを表現する要素を要所要所に置くことで帰属意識を高めカルチャーを醸成することに加え、WeWork を活用し最高の飲料体験を顧客に提供しています。本記事では、WeWork が企業の抱える課題にどう応え、解決策を通じて結果的にどのようなメリットをもたらしたかを紹介します。

 

 

2020年にオーストラリア最大のビールメーカーであるカールトン&ユナイテッド・ブルワリーズ(CUB)を買収した Asahi Beverages は、今やオセアニアを代表する飲料メーカーとして、グレート・ノーザンやヴィクトリア・ビターといったオーストラリアで人気のビールをはじめソフトドリンクやスポーツドリンク、水、オレンジジュース、コーヒーなど、あらゆる飲料を手がけています。現在は、オーストラリアとニュージーランドにある三つの事業部門で約4,500名の従業員が飲料の製造、流通、マーケティングに従事しています。

グループの人事・総務最高責任者であるロズ・レバー氏は「私たちは朝から晩まで、それぞれのシーンにあわせて飲むのに適した製品をそろえたマルチビバレッジカンパニーとして市場に身を置いています」「私たちのミッションは、みなさまの日常のひとときに楽しみとつながりをお届けすることです」と語ります。

このミッションを果たすために経営陣が考えた方法は、従業員を一か所に集めることでした。そこで登場したのが WeWork です。WeWork は、シドニー中心部にある既存の WeWork スペースを2倍以上の広さにアップグレードすることで、Asahi Beverages とCUBの両チームをサポートしました。

課題は、Asahi Beverages とCUBのチームをひとつにすること

CUBはすでに2018年からシドニーの WeWork 100 Harris St.を利用しており、Asahi Beverages による買収前には WeWork とのパートナーシップを24か月延長したばかりでした。「CUBはシドニー郊外のピアモントに営業チームを置いていましたが、Asahi Beverages の営業チームはハンティングウッドにある製造施設を拠点としていました*」と Asahi Beverages グループ最高調達責任者のジョン・トルトラ氏は説明します。

*ピアモントはシドニー中心街にほど近い地区、ハンティングウッドはシドニー西部に位置する工業地区で、両地区は30kmほど離れている

sulp_camp_banner

「私たちは、お客様により近いところで協力しあい、ビジネスの中心地で自分たちの存在感を示す方法を見つけなければならなかったのです」と、トルトラ氏は続けます。 

同社はまた、二つの会社がひとつになった今、仕事の質の変化および両社のカルチャーをどう融合させるかについても考えました。そこで経営陣は、一元化された新しいスペースがあれば従業員はオフィスに戻り、優秀な人材をさらに惹きつけられるだろうという結論に至ったのです。

「私たちはこのフレキシブルな職場環境で、『選ばれる場所』を作りたいと思いました」とトルトラ氏は言います。

解決策は、シドニーの中央ビジネス地区に位置する、より広い WeWork スペースへの移転

WeWork は、Asahi Beverages のニーズにふさわしい新オフィスを選びだしました。CUBチームは、それまで利用していた WeWork 100 Harris Street から WeWork 66 King Street のワンフロアを使った専用オフィスに移転し、以前のオフィスと比べて2倍以上の広さのスペースを確保しました。シドニーのCBD(中央ビジネス地区)に位置するこのオフィスは電車やバスなど複数の公共交通機関でアクセスできるため、「従業員からは、通勤が楽になったと言われます」とトルトラ氏は付け加えます。

今までハンティングウッドのオフィスにいた Asahi Beverages のチームは新しい WeWork のオフィスに移動し、Asahi Beverages の文化がひとつに統合されました。

「同じ会社で働いていたにもかかわらず、これまでお互いに会ったことがなかった二つのチームが、ついに一緒になったのです」とトルトラ氏は言います。

「WeWork のオフィススペースのデザインや家具の配置などがコラボレーションを自然と促します。オープンなデザインなので、ここにいるだれもがコラボレーションとつながり作りを簡単に実現できるような環境です」「だれもがお互いを見ることができるので、本当の意味での帰属意識を感じさせてくれます」と続けます。

美しいだけでなく、最先端のロケーションにあるオフィスを手に入れたことは、ビジネスにとっても大きなメリットでした。「WeWork のスペースと、私たちが市場でどのように自分たちの存在感をアピールしていくかがうまくかみあっていると思います」とレバー氏は述べています。

結果としてもたらされたのは、Asahi Beverages のカルチャーが育つ、協力的かつ柔軟な空間

すべてのチームをより広い WeWork のオフィスに移動させることで、Asahi Beverages は固定資産やオフィスにかかる経費を全体的に削減することに成功しました。しかし同社にはこれから、ビジネスの成長に応じて規模を拡大していくチャンスもあります。

また、企業カルチャーを発展させるために、Asahi Beverages はオフィススペースに独自のブランド要素を置いています。

オフィススペースがより柔軟かつ快適になったことで、より多くのブランディングを行うことができるようになりました。まるで自宅にいるように感じています」とトルトラ氏は語ります。

3分でわかる WeWork

3分でわかる WeWork

WeWork を知らない人はまずこちらを

Asahi Beverages はここでさらに多くのミーティングを開き、顧客と会い、ブランド認知を高めることを計画しています。トルトラ氏が「Xファクター」と呼ぶ屋上テラスは、その一例です。

「私たちは飲料会社ですから、人々の手に飲みものをお届けすることがすべてです。私たちは現在、お客様を街の中心部にある屋上テラスにお連れし、シドニーCBDの素晴らしい景色をながめながら私たちのプロダクトを楽しんでいただくという、得難く素晴らしい体験を提供することができているのです」と彼は言います。

このスペースには特注の移動式バーベンチも設置されており、ひとつになった Asahi Beverages のチームが、社員やお客様に新製品をより簡単に提供できるようになりました。

トルトラ氏は、WeWork の拠点にいることで得られる付加的なメリットにも言及しています。「WeWork は、私たちから見えないところでも素晴らしいサポートやメンバーシップサービスを提供してくれています。一般賃貸オフィスだったら、私たちはこのような柔軟性を最大限に活用することはできなかったでしょう

Asahi Beverages のレバー氏も同意見です。「とても美しい空間です。まるで第二の我が家のようで、いつも歓迎されているように感じますね。これがシドニーの WeWork で私たちが最高に気に入っている点です」と話しています。

帰属意識を高め、カルチャーを醸成するオフィスなら WeWork

sulp_camp_banner
3分でわかる WeWork

3分でわかる WeWork

WeWork を知らない人はまずこちらを

カテゴリーから探す

イベントレポート

一覧を見る ➝