2020.07.21

働き方のニューノーマルを考えるVol.3「テレワーク時代の採用:スタートアップでも成功するスカウティングとは」

イベントレポート採用強化働き方改善マーケティング活用

 WeWork (ウィーワーク) は2020年6月4日から約1カ月間にわたり「働き方のニューノーマルを考える オンラインフォーラム」(全4回) を実施しました。このフォーラムでは「withコロナ、afterコロナにおいて、働き方やビジネスをどのようにシフトさせていくべきか」をメインテーマに、毎回 WeWork イベントパートナー企業をお招きし、それぞれの専門分野から意義ある情報をシェアしました。

 

第3回は「テレワーク時代の採用:スタートアップも成功するスカウティング」。

リンクトイン・ジャパン株式会社 セールス・マネージャー タレント& ラーニングソリューションの楊顓領(Ray Yang)氏から、特に リンクトインで有効な、人材採用の方法を教えていただきました。                         

 取材:Innovation Formula実行委員会(MGT田口雅典、稲垣 章)

ビジネス向けSNS「リンクトイン」3月からのユーザーの動きとは

リンクトインは、「キャリアを伸ばしたい」「転職などの新しい機会を探す」といった個々人のキャリアに関する情報を発信・閲覧するSNS。全世界でのユーザー数は6億9000万人を超え、24言語、200カ国以上へ展開されています。日本でも200万人以上が利用しています。

リンクトインのビジョンは、「世界で働くすべての人のために、経済的なチャンスを作り出す」。

個人ユーザーは、企業アカウントを含めたさまざまなユーザーから情報を取得することができ、また企業は自社の最新情報や求人情報を発信できます。さらに、リンクトインか ら、個人ユーザーには情報発信の場、キャリア形成やスキルアップの支援サービスの情報を提供、法人に 向けては、人事(採用、育成、従業員サーベイ)、マーケティング、営業などの業務をサポートしています。

では、テレワーク需要が拡大し始めた3月、4月において、リンクトイン上でのユーザーの動きはどう変化したのでしょうか。

楊氏は「企業側からの情報発信数も、個人ユーザーの閲覧数も全体的に上昇していた」と紹介。また、求人情報の発信、アクセスは下がったものの、直接オファーするスカウトメール(InMail)への返信率は横ばいだったと言います。

このことから、「人材側は、先行きが不透明な状況から積極的な転職活動は控えているものの、情報収集そのものは積極的に行っている」と分析。その上で「企業が情報を発信するタイミングとしては最適。転職潜在層にアプローチすることが、今後の採用活動に中長期的な影響を与えるのでは」と展望します。

中でも発信するべきは「ポジティブな情報」だと言います。

企業のカルチャーや特長を表現するようなもの、社会への貢献、自社スタッフへの支援、お客様第一目線の投稿などは世界的にエンゲージメントを向上させる効果が高く、企業ブランディングの有効な手段となります。こうした発信を継続することで、将来的な採用活動を有利に展開できます

WeWork Freepik PC
Freepik

「潜在層」への継続的アプローチが採用力を向上させる

以上のデータを踏まえた上で、楊氏は「スタートアップが採用活動で成功する方法」にテーマを移しました。リンクトインを活用する際、スタートアップからよく相談される3つの課題には、次のようなものがあります。

・知名度がない

・給与・福利厚生では負ける

・採用予算がない

この問題を解消するためには、どうすればよいのか。楊氏は、ポイントとして「採用力の向上」を挙げます。

「採用力」は、リンクトイン上で「働く場」としてのイメージを醸成し、しっかりターゲット人材に刺さるメリットを提示していくことで高められると言います。

 

そのためにはまず、ターゲットとなる人材像を明確にしておくことです。経営者と現 場、人事で求めている人材像がズレている場合があるため、事前のすり合わせが重要で す。リンクトインではターゲット人材の動向からベンチマークしている企業の人材状況、人材獲得先、人材流出先などのデータを分析することができます。これらのデータを活用することで、自社に合った人材、オファーを受諾してくれやすい人材にターゲットを絞ることもできます」

また、ターゲット人材に向けた情報発信もポイントとなります。

例えば、ターゲットの人材が30代で「仕事も家庭も両立したい」というニーズがありそうなら、「提携しているジムや保育園がある」といったメリットを打ち出すなど、「人材が求めているもの」と「企業が提供できるもの」のギャップを埋めていくような発信です。ターゲット人材にとっての自社のメリットとは何かを探すことが、最初の段階では大切となるのです。

 

リンクトインのユーザーのうち、転職を考えている「顕在層」は20%、転職は考えていない「潜在層」が80%となっています。しかし、「潜在層」の12%は個人的なコネクションを使って企業情報をヒアリングしていたり、52%は「採用担当者との会話には前向き」と答えていることに触れ、楊氏は「つまり、顕在層はもちろんのこと、潜在層にアプローチし続けることで、潜在層が転職活動を始めたときに候補に入ることが企業としては大切になります」と、ポイントを解説しました。

さらにスタートアップにおいては、「全社員を巻き込んだ採用活動」も効果があるとのこと。職場紹介は「社長よりも社員がした方が3倍信頼される」「個人的に社員とつながっていれば、スカウトメールの返信率が46%向上する」などのデータがあることから、社員からの情報発信も大切なポイントになると述べます。

同様にターゲット人材に絞った広告配信も効果的で、「広告を見た回数が多いほどスカウトメールの返信率が上がっていく」と言います。

WeWork Pantry

社員自身の情報発信、広告を利用した情報発信の両方を活用することで、ターゲット人材への認知度を上げながら『採用しやすい環境』をつくっていくのです。情報発信の後には効果測定をしっかり行うことで、次の情報発信に生かすことができます

最後に、楊氏は「リンクトインは、ビジネスパーソン向きのSNSであり、利用そのものは無料です。個人アカウント、企業アカウントでの発信はすぐに始めることが出来ます。採用したい人材を明確に絞り、潜在層にもアプローチ可能な リンクトインに参加して、より良いスカウティングを目指してください」と、活用を呼び掛けて締めくくりました。

WeWork で、オープンな職場環境を実現し、採用を強化

WeWork では、オンライン、オフライン共に、幅広いイベントを開催しています。

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今回のテーマは、「採用」でしたが、実は採用強化を目的として、WeWork に入居される企業様も数多くおられます。WeWorkに入居することで、オープンかつクリエーティブで、誰もが働きやすい職場を実現するのみならず、「働く環境を重視している会社」だというブランディング効果が得られ、採用強化に繋がったというスタートアップの事例が数多くあります。

詳しくは、こちらの事例をお読みください:

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